依頼された国勢調査の調査員の仕事もほぼ終わり。

95%は各家庭の協力も有り、スムーズだった。

だが残りの5%が大変な思い。

この数パーセントに対し、労力は全体の90%以上。


最近は国の政策に信頼が無いためか、協力を嫌う人も多い。

ネットで回答できると言っても、漏えいが有ると心配する。

用紙も個人情報が漏れるので、提出が嫌だと言う人もいる。

提出は義務と分かっていても、信頼できないと拒否をする。

一方でマイナンバーの配布が始まった。

国の広報も不十分なのか、誤った考えを持った者も多い。

マイナンバーと言ったり、個人番号と言ったり、普通でも混乱する。

しかも今発送しているのは通知カード。

それを個人番号カード希望によって変更する。


受取を拒否しようととする人もいるとか。

だが、今後企業は個人番号に基づき、税金や年金の処理をする。

預金通帳作成にも必要になるだろう。

拒否したところでどうなるのだろう。

年金の支払いも個人番号に基づくし、健康保険にも取り入れられるだろう。


個人番号カードは身分証明書として利用できると言う。

一方で番号は教えるなと言う。

身分証明書は持ち歩き、場所によってはコピーを取る所も有る。

矛盾した話では、不安を持つなと言うのが無理かもしれない。


マイナンバー制度は、金持ちには大変な問題とか。

不正で多額の現金を手に入れた場合、発覚しやすい。

既に海外に金を移している人がいるともいう。

自分の様に貧乏人には余り関係のない話の様だ。

とはいってもギャンブル好きの自分は、金の出し入れが激しい。

これも怪しいと今後税務署に睨まれる事は無いのか。

昨日糖尿病の経過観察と、薬を貰いに病院へ。

最近は甘いものを以前より食べるようになり、少し悪くなっているのかも知れないと思っていた。

加えて疲労感が出て、やる気が無くなるなど心配だったが、糖尿病は数値維持で問題は無し。

疲れから肝臓も心配だったが、数値は少し悪くなっているようだが、それでもぎりぎり基準値内。

今のところ問題無さそうなので、一安心。


病院帰りに、今話題の春画展に行って来た。

大英博物館や個人所蔵の春画を一挙に公開した日本で初めての展示会と言う。

歌麿や北斎等名だたる浮世絵師も描いているものの、やはり公には出来ない作品。

どこの展示会場からも開催を断われたようで、やっと会場が確保でき可能になったとか。

本の出版は大丈夫なようだが、展示が難しいとは何となく辻褄が合わない。


展示会が開催されている、永青文庫は文京区にあり交通の便が少し悪い。

東西線の早稲田駅から歩いたのだが15分ほど。

青い木々に囲まれた丘の階段を少し上ると、小さな4階建ての洋館が左手に。

絵を見に来た人なのか、表の道路から中の建物と一緒に記念写真を撮る人も多い。


早速入場券を買い、中に入ってビックリ。

部屋は大きくは無いのだが、それにしても物凄い混雑。

順路には行列が出来、イライラするほど全くと言っていいほど進まない。

そのうち係員が列を崩して、空いているところからご覧くださいと案内する始末。


更にビックリしたのは来場者は女性が多い。

それも20代30代の若い女性だ。

男性より女性が多い気さえした。

夫婦や恋人連れ、女性グループ、自分の様な男一人で見に来ている人間は明らかに少ない。


誰もが浮世絵に見入って、なかなか前に進もうとしない。

しかも、絵を保護するため少し暗いので自分の様に目が悪いと見辛い。

作品の説明などを見ていると、足が遅くなるのも頷ける。


ポルノ画像が氾濫している時代に、デフォルメされた絵。

芸術なのか猥褻物なのかと言う問題になるのもおかしい。

こんな絵を見て興奮するとは考えられない。

最早コミック。

江戸時代には笑い絵と言われたというから、同じ事だ。

会場の女性たちも一様に笑いながら見ている。


春画は将軍や大名が描かせて、大奥の女性たちにも人気が有ったようだ。

絵を蔵に置くと火災にならないと言う迷信も有ったとか。

そのためか世に出ず数多くある様で、11月後半は別の作品が展示されると言う。

マスコミでも多くの話題になっている様だが、一見の価値は有ると思う。

最近疲労感が強い。

特に国勢調査を依頼されてから強いように感じる。

今回よりネットの調査が始まったが、総務省はネット回答を20%を見込んでいたと言う。

ところがふたを開けると30数パーセント有ったそうだ。

自分の担当区域は高齢者が圧倒的に多いが、ネット回答は60%も有り正直驚いた。


今回の調査を請け負って、国のやり方に多くの疑問がある。

全てが現場の感覚が無く、何となく上から目線。

調査員に対する、教育も殆どされていない。

詳細はマニュアルを読めと言う考え方。

マニュアルも自分には分かり難く、こんな説明がよく分かるなと感心していた。

だが、始ってみると、やはり理解していない調査員が多い事も分かった。


知人が来たとき、国勢調査の状況を聴くと、自分とやり方が違っている。

こちらのやり方が間違ったのかと、慌ててマニュアルを確認したが自分の方が合っている。

又、調査中に別の調査員と鉢合わせになり、話を交わしたがその人は調査員を何回もやっていると話していた。

本人曰く、マニュアルを全く読んでいないとか。

案の定この調査員、とんでもない間違をやっていた。

間違っている事を教えて上げたが、本人は相当焦っていた。

両方とも、後処理をどうするのか。


しかも全てがマニュアル通りでは無い。

書いてある事が突然変更になる。

一部だけ変更を通達してくるが、流れを見ていないか、他の作業に問題が出て来る。

その対処法の説明は無い。

呆れてこちらも役所に聞く気もしない。