オリンピック開催地決定の、最終プレゼンの詳細が判ってきた。

パラリンピック佐藤選手の心打つ素晴らしい話は、IOC委員の心を動かしたのは間違いない。

ビックリしたのは高円宮妃久子さまと滝川クリステルさんがフランス語で話された事だ。

なぜだろうと思ったら、IOCでの第一公用語はフランス語だそうだ。

ここまで心を込めた対応をすれば、IOC委員も納得するだろうから、決選投票で大差が付いたのも当然と言える。


マドリードが落ちたのは、自信がおごりの言葉になった様な気がする。

以前同様の事がアメリカの招致に於いても起きたようだ。

IOC委員も人間だけに、自信満々の言葉に反発するのかも知れない。

昨日マドリッドと書いたが、マドリードが正しいようだ。

スペイン人の発音を聞いていても、リードと伸ばしているように聞こえず、リッドとしか自分には聞こえないが。


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今日はレスリングがオリンピック競技として残った。

アメリカ、ロシア、イラン等の政治を乗り越えた協力関係が、動かしたのも間違いない。

今度はルールも判り易く変わるそうだ。

日本が強くなるとルールが変わる事が多くあるが、今回は仕方のない事。

もっとも傲慢なレスリング協会に対し、IOCがお灸をすえたと言う話も有り、今回はIOCの指示に全て従ったので復活したとか。

これも一つのおごりだろう。


一方で野球・ソフトボールとスカッシュが残念ながら落ちた。

観客数では圧倒的に野球・ソフトボールで、その次がスカッシュとか。

一番少ないレスリングが残った訳だ。

本当か嘘か判らないが、まだ東京オリンピックで野球・ソフトが復活する可能性も有ると聞いた。


オリンピックがスポーツの全てでは無い。

ましてやIOCも商業化し、人気が無く金が入らない競技は外そうしているのは明らか。

一般的スポーツでオリンピックに入っていないものも数多い。

会場設営費用の問題で、全てのスポーツを取り入れるのは難しいので、この先も悲喜こもごもが続く事であろう。

今朝3時40分目覚め。

オリンピック開催地の投票が有るので、早速テレビをつけてみる。

丁度第一回目の投票直前で、セレモニーを行っていた。

そして、無線機の様な投票機を配る。


投票が終わり、同数が2都市ありマドリッドとイスタンブールと言った途端、東京は1位で残ったと直ぐ分った。

色々な会場にいた人には、最初意味が判らなかったようで、落選したしたと思った人もいたようだ。

この方式は、過半数を取らない限り、下位から都市名を発表する訳だから、発表されなければ残った事になる。

それを忘れてしまうと、一瞬呼ばれないと落選したと勘違いする。

中国の新華社が間違えて、東京落選を配信したのもこれが理由だろう。


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マスコミの予測とは違い、マドリッドが落ちるのは予想されたいた。

IOC会長選挙が行われ、今回はドイツから会長が選ばれる可能性が強いため、ヨーロッパの会長とヨーロッパ開催がダブルのを、IOC委員の中には嫌っていると言う話が有った。


しかし表向きマドリッドが一位を取ると言われただけに、日本とトルコでは決戦に残った場合、それぞれを応援するようロビー活動を行ったと言われている。

第一回投票でマドリッドが負けるのを予想していなかったので日本トルコ共、マドリッド応援派に対するロビー活動は余り無かったのかもしれない。

その面で焦りは出た可能性もある。


決選投票は、第一回目の票に東京が更に18票上乗せになって圧勝した。

第一回でも42票と過半数に達しなかったが、アジア、アフリカの票が思った以上に取れたようだ。

中国も妨害工作はしなかったのかも知れない。


確かにプレゼンターの皆さんの話は素晴らしいと思った。

東京は2回負けて、非常に上手くなったのではないか。

特に今回は選手が前面に出ており、力強さを感じていた。

これを海外の委員が評価するかどうかだったが、同じように評価してくれた。

日本も今までにない盛り上がりも感じていただけに、決定はやっぱり嬉しい。

これを機に若い人にスポーツの楽しさ、多くの外国人の訪問による国際感覚が培われたらとも思う。


一方で安倍首相は、東京は安全で汚染水もコントロールされ、更に政府も対策を講じると国際社会に明言した。

本来はオリンピックと関係無しに、明言し実行していれば、こんなドタバタを演じなくても済んだのだが。

世界が注目しているだけに、恥を曝さないよう、原発処理もオリンピックもしっかり取り組んでもらいたいものだ。


オリンピック開催地決定まであと2日。

本命と言われている東京、予断を許さない。

投票権を持つIOCの委員だが、日本にとって不利な状況が有る。

韓国と中国。

特に中国のやり方では、援助国に対し圧力を掛けるのも間違いない話。

アフリカの半数中国から援助を受けており、中国の意向に従い東京に投票しない可能性も。

中国では中立で対応するとは言っているものの、国内的に東京に入れるのは躊躇するかも知れない。

スポーツと政治とは別と言う考えに立てば良いのだが、これだけは判らない。


一番問題なのは汚染水漏れ。

欧米は敏感に反応している。

日本では東京と福島は離れて安全だと説明するが、世界地図で見れば東京も福島も同じ場所に見える。

食品の安全性さえ、残念ながら絶対的信頼を得ていない。

日本人でさえ一部の人には信頼を得ていないのに、他国の人に納得させるのは並大抵では無い。

オリンピックの東京誘致に際し、政府は原発事故に対する諸外国の動向を軽く見過ぎたのかもしれない。


原発問題は、海外のメディアは事故当時から危惧し報道していた。

当時、メルトダウンは起きていないとの東電や政府発表が有ったのだが、それに対し海外メディアや海外の政府は当初からメルトダウンは起きていると伝えていた。

結果嘘の発表をしたとされ、東電や政府に対する不信感を世界中に植え付け、信頼は未だに回復しない。

今回のオリンピックの招致で、海外のメディアの質問が集中するのもそこにあるし、幾ら良い事を言っても日本政府の信用度は低いだろう。

日本に友好的なIOC委員は別にして、安全性から東京開催に危惧する意見もある。


政府もオリンピックを招致する以上、原発事故処理に対し、もっと早くから手を貸すべきだった。

東電任せで決選投票目前にして、汚染水漏れ事件。

日本では単純に漏れたと言う事で甘く考えているかも知れないが、海外では事故を起こしたと捉えていると考えても良い。

他国から見れば、日本の失政に他ならない。


今回の汚染水漏れは、新たな問題も抱えた。

今の計画では原子炉建屋の周りを、凍土で地下水の遮蔽壁を作る予定だった。

ところが、貯蔵タンクから漏れ地下にしみ込み、地下水と共に海に流れ出たと言う事は、タンク敷地そのもの含む広大な土地に対し、遮蔽壁を作る必要が出て来た訳だ。

漏れ出たところが特定され、汚染された土壌を取り除き、放射線がゼロになれば、良い訳では無い。

タンクの耐用年数も2年程度と言われているだけに、更に流失が起きる可能性も大。


これではタンク設置場所等広大な敷地の山側で、地下水遮蔽壁を作る必要が有る。

もし計画が変更になり、広大な土地を凍土方式で囲う事が出来るのか。

国の予算も更に増える。

自身、東京招致のメダルを付けて応援しているのだが、政府の原発後追い対策が、オリンピック招致を台無しにしてしまったとならないよう願いたい。

しかし選手のプレゼンが素晴らしく、東京に決まれば選手達が、失政を補って呉れたと感謝せざるを得ない。