今回は、我が家の長女、お姉さまが生まれて間もなかった頃の話


生まれたばかりの我が子を愛でる気持ちは

退院して数週間でドロドロした負の感情にまみれてゆく


おかしい

あんなに感動したのに

この子のためならなんでもできると思ったのに


睡眠不足と崩れる産後のホルモンバランス

さらには

経験したことのないタイミングで振り回され続ける毎日

日々、いや毎分積み重なってゆく疑問に不安


それはそれは想像以上のできごとの積み重ねで

かわいい愛しいだけで乗り越えられるものでは決してない


もちろん

かわいさ愛しさも日々倍増してゆく

でも現実的に襲ってくる疲労に

心も身体もへっとへとになるのは無理もない


午前中にほとんど家事が終わって

ベランダでのんびりアイスを食べながら

この何もおきないゆるやかな時間に

物足りなささえ感じていた私はどこへやら


夜中の授乳は冗談抜きに1時間半から2時間おき

2時間空いたとしても

その間の30分間は授乳して

更にはおむつも取り替えてるわけだから

(おむつ変えたらそのゴミ捨てて

更にミルクなら哺乳瓶の後処理&次回準備

母乳なら絞りだしたママの水分補給も忘れちゃいけない!これ大事)

実質授乳と授乳の間に眠れるのは

たったの1時間弱


さーここで問題なのが

眠りにつけるタイミングだ

すぐ眠りにつける人ならラッキーだけど

なっかなか眠りにつけなかったりするわけだ

するともう

小刻みに20分寝られたり

なんなら授乳と授乳の間ずっと泣いてて

抱っこのまま次の回を迎えたりするんです


そんな中

朝日がのぼり

ずっとイビキかいて寝てたパパが起き

「昨日はあんまり起きなかったね」

なんてすっとんきょうなこと言ってくれたりなんかするもんだから

「あー君は起きてなかったよねー」

なんて嫌味たっぷり笑い飛すお決まりの朝

会社への出発を見送り

その間も泣いたら授乳し抱っこしオムツかえ


今まで家事にあてていた午前中は

あっという間に夜中と同じ流れの中にのみ込まれ

そのままあっという間に暗くなっているんです

気づけばその日赤ちゃんの授乳とオムツがえは10回をゆうに越えているのに

自分の食事は食べかけを1日かけてちょくちょく食べ進んだ朝食の1食分


もちろん1日パジャマだし

髪ぼっさぼさ

洗濯物もキッチンの洗い物もたまってゆくばかり


あれこんなに必死に生き抜いたのに

この上なく多忙な1日だったのに

何も終わってないぞ

というぞっとするような有り様よ


もうね何もかもうまくいってない気になって

何度も泣いた

できない悔しさ

ただただはりつめて

いっぱいいっぱいにぐちゃぐちゃに自分の中にある気持ちたち

本当はかわいいね~幸せだな~

とだけ感じていたいのに

それだけじゃすまされない現実


そんな時

きまって目が合うから不思議

真っ直ぐな目でうでの中から見上げてくる

それでまた申しわけなくて

ごめんね、あなたのせいじゃないんだよ

って謝るの


何日もこの一連の流れを繰り返して

繰り返して

結局


家事をあきらめました

というか、できない状態が続いて

結果的にやらなくなったんだけれど


クイックルワイパーとか

赤ちゃん服の洗濯とか

必要最低限しかやらない

人を家に呼ぶときに頑張って片す


家事って

家をきれいに保つことがほとんどだと思うんだけど

私はそれができることに

自分の中のいい奥さん像があって

知らず知らずそこに近づきたいと思ってた気がする

だからできない自分に落胆して落ち込んだ


できな過ぎてそのうち気づかされた

自分をいちばん追い込んでるのは自分自身


ご飯作れないって素直に言えば

パパが会社帰りに買ってきてくれたり

洗濯物もできてないってさらけ出せば

夕飯後に

あーめんどくさいって言いながらも一緒にできたり


昼間パパがいない間も

いまは寝てるとか

これから授乳 飲んでるうちに寝ちゃったとか

細かく報告したら

帰宅後にそのことで会話ができたり


そうすると寝不足も不安も

不思議と軽くなるのよね

ひとりで抱えてるつもりになると辛いものでも

共有するだけで心が晴れる

かわいいな 

愛しいな

って素直に感じられる瞬間もどんどん増えて

それをまた写真で共有してほっこりして


我が家のお姉さまが赤ちゃんだった頃

もちろんはじめの負のスパイラルから抜け出したあとのことだけれど

我ながら私は心の余裕たっぷりママだったと思う

それは間違いなく

自分の中のいい奥さん像を捨てられたから


そして間違いなく

家のことほとんどやらず

赤ちゃん最優先の生活に切り替えた私を

パパが受け入れてくれたから


産前やってたアイロンがけも

食事の準備も

掃除も洗濯も何もかも

ほとんどのことにおいて

一緒にやろうという流れにさせていただきました


これについては

今度この頃のパパの本音をリサーチしてみようと思う

私のなかでは悩んだ末の結果だったけれど

パパは知らず知らず当たり前にやらされてた

と思ってる可能性も大