今回は我が家のお姉さまが生まれて半年ほどたった頃の話
ママの日常を全否定するに値する
パパの大失言
失言
それは
言うべきではないことをうっかり言ってしまうこと
うっかり
といえば聞こえはいいが
そのうっかりって
本音がポロリともれましたよってことじゃない?
だからパパの失言は
時に
ママの心をグサリさし
容赦なくえぐり乱してゆく
あれは忘れもしないよく晴れた日
出勤するパパを駅まで送りがてら
朝のお散歩を家族で楽しむゆるやかな時間
「はい、じゃーパパいってらっしゃいだよ~」
「また夜ね~」
なんて
子ども挟んでまー穏やかな夫婦の笑顔
しかしその数分後
ママは喪失感の中悔し涙を滲ませながら
パパを見送ることになる
当時パパはパパで気を使ってくれていたことであろう
産後の奥さんを気遣い
家事にも
育児にも協力的
目の前にいるのは
見るからに産後間もなくよりご機嫌な奥さん
当初より穏やかな時間が多くなってきたそんな時
いまならいける!
そう何かが彼に思わせたのかもしれない
「今度の休み、会社の上司に誘われてるんだけど行ってもいい?」
そうだよね
今ならわかる
ママは児童館でママ友ができ
楽しそうな時間も増えきた
俺も少しは
しかも上司の誘いだし
ってね
でもわかっておくれパパさんよ
目の前にいる奥さんの笑顔は
信頼できる同志のもと支えられているのだよ
同じように我が子のことを考え
不安に思い
週末一緒に過ごせる日を楽しみにしてくれると
信じているから
頑張れるのだよ
本音を言えば
育児に協力的とはいえ
24時間絶え間なく緊張し続けているママとしては
トイレに行く時間すら心配で
ドアを開けて見えるところに寝かせて用を足すママとしては
週末ずっと一緒に行動してくれてる間だけが
気が休まる時間なのだよ
何かあっても
自分以外にもこの子を守れる人がいる
例え実務的なことは普段と何も変わらなくても
ほんのちょっと気が抜ける大切な時間なのよ
だからこそ
言葉にならない感情が頭をぐるぐるするわけで
パパの言葉への返答にやっと絞りだした言葉は
「え‥」
(そしてのみ込んだけどきっと表情からだだ漏れだったであろう絶対に嫌だという気持ち)
これにはパパも簡単には引き下がれない
せっかくタイミング見計らって切り出した話
予想はしてたかもしれないけど
否定的な奥さんの反応に
何か心が動いてしまったよね
そこで出ました
8年経ったいまも
奥さんの記憶に残ってしまっている
パパの大失言
「いやだって、ずっと一緒にいないとダメなんじゃ俺なんもできないよ!?」
パパさんよ
言葉選びだよ
言葉選び
大失敗だよ
きっとパパの言いたかったことは
この言葉通りではないのかもしれない
けどよく考えてもみてよ
私
ずっと
ずぅっっと
子どもと一緒にいるんだよ
ずっと一緒にいたら何もできないって
さすがにちょっと
本音だだもれすぎじゃない?
友だちとのお出掛けも
飲み会も
じゃ行ってくるねーって
ひとりで電車にのることも
ゆっくりお風呂につかることも
気にせずトイレにはいることも
好きなもの食べることも
集中してひとつの作業終わらせることも
出産したから
あなたとの子どもが生まれてから
ずっとずっと
してないんだよ
それが日常なんだよ
できないのが当たり前でそれでいいと思ってたのよ
その生活を
一緒に週末過ごすと
あなたにとってそれは何もできないってことならば
私の産後の毎日はなんだった?
何に必死になって
何を幸せだと感じてた?
パパさんたちにもしわかってもらえるのなら
ぜひ伝えさせてもらいたい
どんなに余裕そうに見えても
ママが幸せそうに笑ってても
そのほんの少し隣には
かわいいだけじゃない
命を守ることのプレッシャーも
不安も
自分がどんどんママ一色にそまってゆく
切なさも幸せも
全部が渦巻いているんです
産後半年
ほんとは
まだまだママだって
ママじゃなかった頃の自分の感覚を覚えてる
だからって
子どもを置いて遊び歩きたいって思ってるわけじゃない
ただいちばん近くにいるパパだから
ママが大好きになったパパだから
ママと同じくらい
子どもことで頭をいっぱいにしてほしいって
願ってしまう気持ちもあるのです
パパが思ってるより
ママはパパのこと頼りにしてる
だからこそ
足並みが揃わないと急に不安でいっぱいになってしまうんだよね
そしてそんな私も
パパの記憶にたくさん失言残してるんだろうな
ママの失言
いつか書きたい