妊娠8ヶ月のとき

大好きだった仕事をやめました


それからすぐ

旦那さんの転勤でお引っ越し


毎日頭をフル回転させて

へとへとになるまで働いてたのに

急に時間がたっぷりできた


引っ越したばかりの家のなかは

掃除も洗濯も午前中に終わっちゃって

ベランダでぽーっと空を見ながら

アイス食べたり

向かいの学校の吹奏楽部の練習聞いたり


今思えば貴重な時間

今だけだからゆっくりした方がいいよ~

なんてまわりはみんな言ってたけど

なんだか自分が世の中から必要なくなっちゃった気がして

不安で泣いて


そしたら今度はお腹の子に申し訳ないような気もちになって

また謝りながら泣いてたな


そこにいるだけで

自分がちゃんと生きてることが

お腹の子を育てることになってるのにね

当時はそんな風に考えられなかった


旦那さんの稼いだお金で外でお昼を食べることも

アイスやケーキを買うことも

後ろめたいような

申し訳ないような気持ちがどうしてもあった

だから余計に自分が無力に思えた気がします



そしてついに

我が家のお姉さま誕生


嬉しかった~~

ふにんふにんで

抱っこしようにも手からこぼれていくみたい

小さくて小さくて

でも握りしめてる拳が

少し力強くて


神秘的


お腹の中にいた子が

生まれたその日から

一晩中なんども泣いておっぱいを飲む


ママになった私は

からだがボロ雑巾になったみたいで

ベッドで寝返りうつのも

起き上がるのも大変で

お互いまだへたっぴだから授乳も痛くて


それでも泣いて呼ぶ娘を

必死にだっこしてた


生まれてきてくれて

ありがとう

ママの所にきてくれてありがとう

ってなんども唱えた


我が家のお姉さまが生まれた日

それは

ママがママにしてもらった日


自分には何もないような

そんな気持ちになってママが

やりがいを持たせてもらった日


不安の中から

娘が救い出してくれた日だったと思います