第3章 まだ外輪山一歩手前!
彼らの質問攻めで
かなり疲れた私は
この静かさで救われた!
小石原を抜けて日田に向う途中で
日田市外に抜ける近道があり
そこを突き抜ける!
この抜け道は、旧家で有名な街角の横に出て
しかも高速の近くに出るから、すごく早く便利だ!
問題は阿蘇まで早く着かないといけないので
ちょっと山道を通ってでも
渋滞をしている市内を通抜けないほうが良いと思った!
山のほうに向いている小国方面と書いてある看板を見つけ
そちらへ一目散に向う!
みんなお休みなのでスイスイと山道を突っ走る!
が、なかなか日田市街を通っている三隈川にでないのだ!
その川を越さないと杖立方面へ行く道にでない!
かれこれ、1時間半は走っただろうか
わたしはまだ山の中を走り回っている!
かなり焦り、少しパニック状態になった!
今からすぐにその川に出ても
杖立に着くまで1時間強かかる!
阿蘇までを換算すると
3時間強!
いくらなんでもかかり過ぎだ!
しばらくすると
小国方面と杖立方面の青看板が出てきた。
おや、とお思い、迷わず杖立方面に向う
すると、その道は険しく、狭く
とても町のほうに向っている感じではない!
少なからず観光地は道はきれいでクネクネしていない!
間違いなく、迷った!
私はそう思った!
誰も訪れそうにもない段々畑の横の道をギリギリで
通り過ぎて行く!
誰かがこう言った!
阿蘇山はこんな田舎にあるのか?
どう見てもこんな田舎にあるわけない!
時が止まったような自給自足的な集落を
離合できない道を抜けていく。
どうなるんだろう!
そんな気持ちで、最後の山道を下って行った!
そうすると、な、な、なんと
大きなダムに出くわした!
一体全体、私はどこにいるのだろうと思うが早いか
あっ、このダム杖立温泉の少し手前にあるダムだと直感した!
それを確認するためにダムの駐車場に車を止め
工事をしている人に訊いたら
杖立はすぐそこだよ!
という、返事が返ってきて気が抜けた!
何といつの間にか境界線になっている川を乗り越えて
杖立の前まで来ていたのだ!
安心するやら、ガックリくるやら!
なんでやねん!
.....そういえばあの青看板を見たとき
.....おやっと思った。
それが答えだったんだ!
結果的には時間の節約は成功し
何食わぬ顔で連中のところ行ってみると
すっかり目も覚めた彼らは
あまり意味のないダムの前で記念写真を撮っている!
私は急ぐよ、と合図をし
またここに出て来た道に戻る形で車を動かし
今まで走っていたその細い道を横目に
さっさと大きな道の方へ走らせた!
当然、目が覚めたのだから
ワーワー騒ぎ始めた彼らは
いまさっきの緊張に比べるとすごく心地いい!
わたしは彼らに阿蘇と外輪山の説明をした。
アメリカの自然の大きさに比べれば
そんなに大きくないかもしれないが
日本らしさがあると私は思う!
そして、阿蘇の中岳がまだ活発に活動していることも話し
その中岳を指差し、その煙をみんなに教えた!
そして、私は言った!
チャック、そんな格好で寒くないかい!
しばらく、写真撮ったりしながら
時間を過ごしたが
これからどうするんだという話になった!
私は迷わずあの火山に登るのさ、といったら
冗談じゃない、そんなの不可能だ!
という彼ら!
どうやら私は登山という単語を使ったので
みんなは、こんな格好で、あの険しいそうな山を
ましてや心構えもなく登山なんかできないよ!
という意味らしい!
私は説明し直した!
頂上まで車でいけるんだ!
ロープウェイもあるし、子供で上がれるんだよ!
なんだぁという顔をして
それじゃ行こう!と明るい顔になった!
しかし意地悪な私は
でも時々、火山性のガスで人が死んでいるけどね!
といってしまった!
またもや不安そうな顔をする彼ら!
つづく
誰かがチップスを開けた始めた!
瞬く間に平らげた私たちはもう外輪山の所まできていた。
外輪山といえば、大観望である!
それの駐車場に止め
私たちはのナイスビュー・ポイントに歩いていく!
少し天気は良くなかったが
十分に楽しめる風景で
みんな大きなクレータを感じただろう!
先週降った雪がまだ残っていて!
かなり寒い!
何と素晴らしい風景だろうか何回見ても飽きない!
チャック達と阿蘇旅行シリーズ


