うちのおとうちゃんは
虚ろな視界の中、ふいに下の方から巨大な人影が現れる。「いのさん朝ですよー」と家口。そう、家は2段ベッドになっているのだ。ぼけーっとしながらも必死
に血圧を高める努力をしていると、家口が朝の連続小説ドラマを見たいと言い出して、テレビをつけた。...っていうかなんでテレビあるんだろ。まあいい
か。しかしテレビ画面は、ただひたすらに砂嵐とノイズをまき散らすだけ。よくみると妙にでかくて、古いタイプのテレビのようだ。わりと僕好みのタイプであ
る。ファミコンをつなげるときにちょっとめんどくさい端子しか使えないアレ、である。運悪く導線が切れた時は皮をむくのがけっこう難しいアレ、である。と
もかく、僕はその部分の修理にとりかかった。「これはあの回路のこの部分が無くなっただけですよ、たしか」なぜか家口が回路に詳しくなっていた。なんか知
らんが僕も知っていた。いつのまにか、眠気は覚めていた。
僕は両親と一緒に街角にいた。地元ではないがどこか懐かしく、見たことのあるような、地元に似た雰囲気のある寂びれた街だった。そこには踏み応えのあるくらい雪が振り積もっていて、空を見上げると息の白さが浮き立った。透明な夜だった。
僕は母親と一緒に、外で親父を待っていた。銀行かなんかの用事らしい。気が付くと、職質?されてる父。あわてて車を移動する父。駐車違反か?罰金5
万だって。高いなー...ってまたそんなとこ停めるんかい!なぜか道路のど真ん中に駐車する親父。「すぐ終わっから」といってまた屋内へと行ってしまっ
た。と思いきや速攻ポリス出現。ほーらいわんこっちゃない。合計10万円...。「ほんとにクズだ、こいつ。ダメ親父だ」と、怒りに似た感情が勢いあまっ
て口から飛び出した。あきれ顔の母。しょんぼりと背中を丸め前を歩く親父。なぜか徒歩で帰宅。いつのまにか僕は、親父がとても愛らしく思えていた。「まー
今日は飲もう」というと、親父は情けなくはにかんだ。なんか今までの人生を振り返って、駄目な点をお互い列挙し合って朝まで騒ぎたい気分だった。
後ろを振り変えると、いびつな足跡がどこまでも続いていた。僕はその風景がうつくしいと思った。
拉麺雑炊のすゝめ
さわきの「スタミナラーメン」。東北大生にとって、牛タンよりも仙台名物(?)である。大量のニンニク、白菜、唐辛子。そして緑色の麺。しかしさわきの真 髄は、「スタミナ雑炊」にある。麺が米に代わっただけだが、スタミナラーメンの場合あの麺がクセものであるため、その効果は絶大である。
スタミナ雑炊を一人暮らしの家庭でお手軽に再現する方法として発案された(?)のが、「カップ拉麺雑炊」だっ!!調理法はいたって簡単。
[1] カップラーメンを作る。
[2] 麺だけ食べる。
[3] ご飯を放り込む。
[4] 食べる。
この調理法の長所は、数分でしかも手放しで調理できる事、腹一杯食える事、食器を洗う必要がない事、である。栄養面の問題は、カップラーメンの種 類や野菜ジュースで補えば良い。注意点としては、ご飯は事前に温めておく必要がある。さもないと、「ぬる~い」雑炊を泣く泣く味わう事になる。
これを身近な韓国人に教えたところ、拉麺雑炊は韓国では普通らしい。彼曰く、
だそうな。ラーメンの汁を一滴も残さずに飲むのが礼儀と考える僕にとって、この発言は衝撃であった。日本には味噌汁なる文化が昔から定着しているため、スープも味噌汁感覚で飲み干せるのだろうか?韓国人はキムチ系 の甘辛さは得意だが、日本的な「しょっぱい」食べ物は苦手のようだ。カレー系の辛さにも同じ事が言える。韓国人はカレーの辛さには意外と耐えられないよう だ。今後も、韓国人の趣向についてより深く調査して行こうと思う。・・・ってあれ?
まー雑炊もそろそろ飽きてきたし、流行りはまたすぐ変わるでしょう。こないだまでは納豆炒飯ばっかり食ってたしな。さてさて、来年のマイブームに期待!
さわき八木山店
【住所】仙台市青葉区八木山緑町7-38
【電話】022-229-5188
【時間】17:00~翌2:00(土・日曜、祝日12:00~)
【定休】月曜(祝日の場合、火曜)
【駐車】あり
さわき川内店
【住所】宮城県仙台市青葉区川内亀岡町52-1
【電話】?
【時間】17:00~翌2:00(土・日曜、祝日12:00~)
【定休】?
【駐車】あり
さわき東仙台店
【住所】宮城県仙台市宮城野区燕沢東2丁目3-35
【電話】 022-251-9006
【時間】17:00~翌2:00(土・日曜、祝日12:00~)
【定休】無休
【駐車】あり
参考サイト
東北大生味散策
仙台の飯屋さん
影と煙草と僕と青
愛用煙草はキャスターマイルド。甘党だから、というわけではなくはない。たまにセブンスター。幼なじみも吸ってる。椎名林檎も吸ってる。親父も吸ってた。別に影響を受けたわけではある。親父が煙草をやめたのは、妹が生まれるとわかった時だった。
煙草は、お茶に似ている。休憩の時間。区切りを付けたい時。ご飯を食べた後。煙草は、麻薬に似ている。簡単にはやめられない。財布を圧迫する。音楽にツキモノ。アイデアが浮かびやすくなる(かも)。政府が儲かる。
煙草は感情抑制装置。感情が溢れそうな時。照れ隠し。たくさん話した後。眠る前。煙草は感情増幅装置。気合いを入れたい時。大きな仕事にたちむかう時。大きな仕事をやり遂げた後。朝焼けを浴びた時。
ようするに、いつでも吸ってるってことです。
KARAGENKI GIRL
どこかにぎやかな場所。階段の手前。 僕は一歩引いたところから眺めていたが、それなりに楽しんでいた。そこには初恋の女の子もいる。
突然、うつぶせに倒れる彼女。
知らなかったけど、なんとなくわかっていた。
彼女は体が弱い。
というか精神的に、かもしれない。
いつもはじけるくらい元気なのに、今はとても切ない表情。
彼女を心配して、というよりは、その表情に惹かれて、つい彼女に優しくしてしまう。
僕は彼女を外にいこうと誘う。
からかわれるのが嫌だったから、周りにばれないようこっそりと。
僕は緊張してた。らしくないかなと思った。
彼女はうなずいて弱々しく微笑んだ。
またそれで僕の心はやられてしまう。
我ながらとても自然な流れだった、と自分をねぎらいながら、外で彼女の支度を待つ。
親戚のおばさんの呼びかけに目をさます。
知らないうちに眠ってしまっていた。
にぎやかだったあたりはもうひっそりと静まり返っていて、彼女の姿も無い。
気を悪くしていないだろうか。
いつのまにか外は星空。
いつもどおりだ。昔から変わってない。
自転車にまたがると、なぜか嬉しくなって笑った。
眠る前の妄想
明日は何をしようか...よし、たまには早く起きて、昼には仕事を終わらせて、曲作りでもしよう。今の曲なんだっけ?(寝る時は常に音楽がかかっているの
です)こんなかんじの曲が欲しいな。ここをこう変えて、こうすれば...おおいいかんじ! ...歌詞は、こんなかんじか...
忘れないうちにメモしておこうっと。...云々。
こうやって僕は眠りのタイミングを逸するのです。しかし何事においても、準備や構想といった類いのものが一番楽しいですよね。授業終了直前、あるいは長期休業直前のハイテンションはここからくるものです。芋煮や鍋の計画もまた然り、キャンプの荷作りも然り、ライブの曲順決めも然り。実際やってみるとたいしたことなかったりするもんです。
構想(妄想)は人類最大の道楽。




