旅前、沢山の不安材料を持つ。＜白山への旅9月2日～5日＞

写真は白山登山道にある避難小屋の広場から。ハクサンボウフウという野草。昨年、前泊した白峰温泉の宿のチェックインで「ぼうふう」書かれた鍵を渡された時、台風直撃で山に入れなくなった私たちに神様がネタってるのかと思いました（笑）

部屋の前には「ハクサンボウフウ」とその野草が描かれていて、「あ、花のことだったのか」と思いました。今年実物を沢山見れて、感動もひとしお

さて、、
白山に登る一か月ほど前から、沢山の不安が私の中で上がってきました。

●こーちゃんの腰痛

一緒に登る旦那さんのこーちゃんが、仕事による使い痛みの腰痛持ちで、普段は大丈夫なのですが、ときどきそんなちょとしたことで？！ということでグギっとなります。それが一か月と少し前くらいに起きました。
山小屋で2泊3日となると荷物もある程度になり、彼が持つ荷物の方が多くなるのに、腰は大丈夫なのか？という不安。

●私の外反母趾による足の痛み

子どもの頃からの外反母趾で、ここ数年で特に悪化を感じていました。小さな山を登っていても足のバランスが悪く滑りやすくなっている上に、中指の先が靴に当たるようになり、長く歩くと痛くなりそのことにより爪が一度死にました。外反母趾と関連して右足裏にタコができるようになり、その処置も必要でした。

●熊に遭遇しないか

熊のことが突然猛烈に気になり始めました。白山は熊の生息地。というかある程度の高さがある山はたいてい熊の生息地ではあります。

●天候

8月末から台風の発生が次々に起こり、天候が読めなくなりました。上のような不安材料がある中で天候が悪いのは一層怖いし、まず天候次第ではまた行けなくなるということがあるかもしれないと思いました。

これらの不安材料がありました。

腰痛に関しては、こーちゃんは普段からのメンテナンスとストレッチを入念にし、土日のどちらかは近くの二上山に毎週登り色々体を慣らしました。

私の外反母趾からの痛みは、外反母趾を治すのは難しいので、正しい筋肉を育てなおすため外反母趾サポーターをして過ごし、それで二上山を登り筋肉を正しく使い正しくつけるようにしました。1か月で自分で効果を感じられるほどになり、靴に当たってしまう中指は当たっても痛くないように保護パッドをつけました。

その他、ホメオパシーでできることを沢山アドバイスいただいたことで、ホメオパシーを通して心身のメンテナンスをとっていきました。これもとても助けになり白山にも必要なものを持っていきました。

天候は考えても仕方ないし、対策のとりようがある意味ないですが、「何においても自分の宇宙では自分がまず決めること」と思っているのに、自然に対してはその考え自体危険ではないのかと思ってしまうことに、自分に対する疑問と宇宙に対する疑問と揺らぎが生じていました。

これに対しては、結局旅の前々日の8月3１日に、自分が先に決めました。それが覚悟というもんなんだと思ったし、結果的にはそこから天候に対して何とかなりそうな気がするという予報になっていきました。最初晴れは３日だけで、４日も５日も雨予報でした。

そして一番今回「トリツカレタノカ？」という風に上がってきたのが、熊の心配。

これが今回自分ワークの中心になりました。

そんな中で、一番現実的に「心配するかもしくは普通アカンやろ」っぽいのに、心配になっていなかったのが、、

●貧血

28歳で胃がんで胃を全摘しているため、貧血は造血剤を飲みながらつきあっていくしかないようなものなのですが、今回旅前日に無料検診で出ていた結果が届いて、その判定がヘモグロビンの数値が足りていない貧血という判定でした。酸素運搬のヘモグロビンが足りていないということは、標高の高いところに行くのはより酸欠になるのは解りきっていることですが、このことは全く心配になっていませんでした。

実際に、台風の影響と普段の運動不足が重なって、旅の1週間前は頭痛がよく起きていたのに、登山中に登るほどに回復していきました。

今回面白かったのは「熊が気になって仕方ない」という熊ワークです。

次はこの熊ワークについて書きます。

白山シリーズはこちらから
①

『白山に登れました。＜白山への旅9月2日～5日＞』9月2日～5日。白山に登るための旅でした。白山は、福井県石川県岐阜県富山県の4つの県にまたがる標高2702ｍの御前峰を最高点とする霊山です。富士山、立山…