2019年7月19日に長く勤めた仕事から離れて
4年が経ちました。
振り返ろうとすると途端に脳が停止して
"振り返る"という行為が
長らくできなかったのだけど
数年越しに出来そうな状態なので
その日からこれまでを振り返っていきます。
休職する直前は
毎朝出勤前に鏡の前に立つと涙が流れてきて
お客さんの前でもスタッフさんの前でも
いよいよ元気なふりが出来なくなってきて
今の自分はセラピストと名乗れない、と
辞める意思を固めた記憶があります。
とはいえ
自分の身体や心が限界を示してくれたから、
周りの社員さんが私の辞めたい意思を
尊重してほしいと上司に伝えてくれたから、
上司が即休職させることを決断してくれたから、
離れることができたわけで
その時は、
自分の意思で決断することも
本当の気持ちを訴えることも
できないような人間でした。
退職した後は、
無理ない短時間勤務で働き方を考えたら?
と言ってくれるパートナーがいて
その年に結婚も考えていて
部屋の更新と同時に
広い家に引っ越しをする予定でしたが
その1ヶ月後にお別れすることになりました。
頼りにしていた支えはもうない、
今住んでる部屋はもう退去が決まってる、
実家に戻ることもしたくない、
自分の足で立たなくてはと、
壊れた心に鞭を打って転職活動を始めました。
案の定まだ安定しない精神状態での
転職活動は負担が大きくて
人生で一番の高熱を出して
面接を全キャンセルすることになりました。
その時にまだ頑張れないことを悟って
実家に戻って心と身体を休めようと決めました。
健康、仕事、パートナー、家
全てを同時に失うことは後にも先にも
もうないと思うけれど
(というかあってほしくない)
「何のために」が浮かばなくなって
この時は本当に生きる意味が分からなくて
今死んでも辛くないって本気で思っていました。
それは死にたいっていう絶望感ではなく
生きることへの未練が何もない状態でした。
でも死にたいわけではなかったから
頭の隅で、この感覚に呑まれてはいけないと
心が動かなくても1日を乗り切る、
とりあえず食べて寝て生き延びる、
それを繰り返すことに集中していました。
実家に居させてもらうようになってから
きっと周りからは普通に元気に見えたと思うし
実際ゆっくり過ごす時間はありがたかった。
でも何も考えたくないし何もしたくない
気持ちはずっとあって
家の手伝いもせずぼーっと過ごすことも多くて
元気に見えるいい歳した我が子が
何もせずのうのうと家にいるのだから
家族をイライラさせてしまうこともあって
半年間のニート生活は
心配させないように元気に見せたり、
でもまだしんどいことをわかって欲しくて
元気じゃないように見せたり
相手に受け取ってほしい姿を作るのに精一杯で
実はあんまり休まらなかった期間でもありました。
新しい仕事が決まったのが2020年の初め。
職場の環境や人間関係に恵まれて
新しい仕事を覚えるわくわく感もあって
社会に出ること自体がいい刺激でした。
その頃のひとつの成長として
初めに与えられた仕事が合わなすぎて
精神的にまたしんどくなってしまって
二の舞になりたくないと思って
上司に現場を変えたいことを伝えたのだけど
情けなくても迷惑をかけるとわかっていても
自分でNOと初めて言えたことに、
それを理解して受けてもらえたことに、
前の自分から一歩変われたと
すごくすごく嬉しかったのを覚えています。
そこからまた半年くらいは自分との闘いで
頭や体が思うように動かなくて
前はもっと頑張れたのに
前はもっと早く覚えたのにって
できないことが悔しくてよく泣いていました。
勉強したいのに
少し文字を読んだだけで眠くなるのも嫌だったし
あんなにあった成長意欲が
まるで湧いてこないのも嫌だった。
そんな葛藤とは別に、
生活習慣が整って体の調子がよくなってきて
周りの人たちにたくさん支えてもらって
自分を大切にするってどういうことか
少しずつ向き合うこともできてきて
沈んだり穏やかになったりを繰り返して
過ごしていました。
友達や仲間への感謝を心の底から実感して、
気持ちをストレートに
伝えるようになった頃でもありました。
2021年は
実家を出てひとり暮らしを始めて
仕事がハードになってきて
バタバタと過ぎていった記憶です。
本当に今の働き方を続けたいのか、
今一度見直していた時期であり
自分に優しくすることと甘やかすことの
区別がわからなくなっていた時期でもあり
確実に前に進んでいるはずだけど
何だかずっと不安定な状態でした。
転職した時に、3年間は勉強を頑張って
新しいスキルを身につけて自立する、
と決めていたのに
全然追いついてない現状にも焦っていました。
実は仕事復帰を機に再会していた相手との
不確かな関係が終わった時期でもあるのですが
この別れ自体に執着心はあんまりなくて
スッキリしていたんだけど
ただ、そもそもの2年前の別れは
何のためだったのかはずっと腑に落ちずにいて。
私が腑に落ちるか落ちないかなんて
関係ないのは分かってるんだけど
起きる事全てに意味があると信じてる身として、
悲しかった別れから2年も経ったのになお
ぬるっとした変化しかなくて
とても成長したとは言えなくて
なんのためのリセットだったのか
もっと頑張らなきゃいけないのか
もっと楽をしなきゃいけないのか
どうしたら意味のある期間にできるのか
そんなことばかり考えていました。
2022年は
本がまた読めるようになったのをきっかけに
読んだ本からインスピレーションを受けて
転職を決めて今の職場に至ります。
初めの半年くらいは、仕事も人間関係も
無理をしないことだけ考えて働いていました。
環境でスイッチがガラッと変わるタイプなので
こんなオンオフのない働き方は初めてってくらい
ありのままで愛想がなかったと思います。
ありのまますぎて、
自分の嫌なところも改めて目につくようになって
今度はその部分と向き合う日々が始まりました。
でも少しずつ、ミリ単位のレベルで、
ずっと向き合ってきた事、
自分の人生を生きるということ
自分を大切にするということの
本質がわかる瞬間が増えてきて
コツコツ見直してきた生活習慣が
身になっているのに気づく事も増えてきました。
なのにまだ
どうしようもなく心が無になる瞬間もあって
これ以上どうしたらいいんだろうと、
気持ちが沈むこともありました。
そこから一歩抜け出したきっかけは
2023年、30歳の誕生日。
母親からもらったメッセージが
私がずっと掲げてきた女性像と一致したとき
(母親には言ったことがなかった)
あ、合格した
と。そんな風に思いました。
自立したいって
学生の頃からずっと言ってたけど
この時にやっと
自立できたと自分を認めることができました。
そして今年は
自分の心身が喜ぶ事に投資すると決めて
病院を変えて、養生セッションを受けて
今までなかなか落とし込めていなかった
自分のすべてを許すことや
受け入れることの感覚を理解し始めて
少しずつ重かったいろんなものが
軽く軽くなっていきました。
今になって
この期間があってよかったと思えています。
元々、自分のモットー的なもので
どんな事が起きても絶対に幸せに生きる
と決めていて
幸せっていうのは
起きたことに意味を持たせる、
パワーアップする、っていうことで
まさにこの4年はそれを体現していたと思います。
自分のめげない底力と諦めの悪さを
心から褒めてあげたいし感謝したい。
そして
最後に内からの笑顔を引き出してくれた人へ、
変わるタイミングにいつも関わってくれる事に
大きな感謝と尊敬を。
そして
いつ何時もどんな状態の時も
受け止めて慰めてくれて笑わせてくれて
時には何も言わずに時には叱咤してくれる
大事な大事な周りの人たちに
最大の感謝と愛情を。
まだまだ向き合うことはあるけど
心身は確実に健康になったと言えるのが
大きな大きな変化です。
今目指す区切りは来年の春。
それまでにもう一歩
なりたい自分に近づいているように。
🌷