昨年に続いて、2年連続でラ・レアルことレアル・ソシエダが来日。

そして、昨年東京ヴェルディと対戦した国立競技場に続いて、2年連続ニッパツ三ツ沢球技場でもラ・レアルと再会観戦を果たした。
昨年は、初めて久保建英をスタジアムで観れる事が楽しみだったラ・レアル観戦だったが、今年は久保に移籍の噂も聞かれただけに、チケット発売日からチケットを購入するのはギャンブルだった。

もし、ジャパンツアー前に久保の移籍が決まっていたら、オヤルサバル、レミーロ、スシッチ、アランブルら主力数名が来日しなかっただけに、目も当てられないような事態になっていた。

まだ、久保移籍に関しては騒がしい状況に変わりはないが、とりあえずジャパンツアーまでには纏まらなくて良かった。

長崎でも後半頭から26分間プレーしたのだから、横浜では地元神奈川出身だけに少なくとも45分間は観れるだろうと確信した。
三ツ沢でのスタジアム観戦の魅力は、何と言ってもピッチとの距離が近いだけに間近で臨場感たっぷりの試合が観れる事にある。
国立競技場で観た時よりも臨場感たっぷりのラ・レアル、それから久保建英のプレーが間近で観れる事が楽しみだった。

ラ・レアルと横浜FCのマスコットが、揃って側まで来た。
2体とも阪神タイガースのキー太ほどの大きさである。
中に入っている人は、小柄な女性だろうか?


両チームスタメン発表で最も盛り上がったのは、久保建英の名前を聞いた時だった。

ラ・レアルのスタメンを見ると久保以外のメンバーは、長崎よりも落ちている印象を受けたが、それは横浜FCも同じだった。

昨年のJ2時代や開幕当初であればスタメンに名を連ねていたという選手は見られたが、完全なレギュラーは櫻川とユーリ・ララくらいだった。

昨年ラ・レアルと対戦したヴェルディも木村以外は殆ど聞かない選手ばかりが試合に出ていて驚いた覚えがある。

ラ・レアルは新シーズンから監督が変わり、横浜FCもシーズン途中で監督が辞任して新監督に変わって最初の試合なので、お互いに新たな船出だった。




長崎では、J2クラブに0-1で苦杯を舐めさせられただけに、横浜ではJ1クラブが相手でも連敗する訳にはいかないラ・レアルは、前半16分と42分(PK)にオスカルソンが2得点を決めて2-0で折り返す。

久保建英は、前半終了時にピッチを退いた。

後半は、両チーム共にレギュラークラスを多くピッチに送り込んできた。

ラ・レアルは、システムを前半4-3-3(だったと思う)から後半は4-4-2の中盤ダイヤモンド型に変えてきた。

長崎戦では、あまり機能してなかったシステムだが、横浜でも同じだった。

2点を追いかける横浜FCは、86分に神保のゴール前セットプレーから山崎がヘッドで決めて1点を返すも、ラ・レアルに逃げ切られた。

トーマスが三ツ沢で観戦した試合では、最高の観客動員数だったと思う。
しかし、真に知らぬが仏で後で知った事だが、レアル・ソシエダのジャパンツアーは中止の可能性もあったらしい。

バルサvs神戸に至っては、一度ははっきりと中止発表を行いながらも、問題は解決と予定通り開催と前代未聞の人騒がせな事をしでかしている。
(本当に、一体何だったの…!?)

ラ・レアル、横浜FCどちらにとっても無事に開催出来て何よりだっただろう。




今日は、何よりも久保建英のプレーを間近で観れて良かった。
まだまだ終わらない夏のメルカートで、久保にどんな移籍のドラマが待っているのか!?
ここへ来て、ミランという声も聞こえているが、久保は来季どのユニフォームを着ているか?

どこのユニフォームを着ていても、ピッチで活躍する姿を観せてもらいたい。

今日は、七夕という認識は有ったが、令和7年7月7日という7が3つ並ぶ縁起の良い日だと言う事は、京都で暮らす友人からの暑中見舞いで認知した。

ちょっと前までは、ある漫画家の作品で2025年7月5日に日本で大災害が起こるなんてネット上で騒動になっていた。

本当に災害が起きると思っていた訳ではないが、7月5日に気を取られていたところは有ったかもしれない。

海外でも2025年7月5日は、話題になっていて、日本旅行のキャンセルが相次いでいたり、日本への航空便が減らされていたり…、なんて馬鹿げた事が有ったらしい。

でも、令和7年7月7日は、和暦が存在する日本にしか無いラッキー デーなのだ!

前回は、30年前である平成7年7月7日。
過去100年で3度しか無いラッキー デーである。

大災害の予言を理由に日本旅行をキャンセルした外国人は、同時にJapanese lucky day を逃した事にもなる。

逆に、今日、日本を旅する外国人は、国に帰ってからもご利益が有るだろう!

今日は、七夕🎋

特に願い事は無いが、平穏無事に過ごせれば、それで良い。

FC東京より、チケット優待価格の話を頂き、J1リーグ第22節 FC東京vs横浜FCを味の素スタジアムで観戦した。

今年4月に国立競技場で観戦した柏戦と同じくバックスタンド中央を2,000円という良心的な価格で観せて頂いた。

まだ、シーズン中盤とは言え、両クラブ共に残留争い真っ只中である。

降格圏ではないものの、降格圏との差が僅かな16位FC東京と降格圏に沈むブービー19位横浜FCの残留争いの直接対決と言っても良い、そう見ればこそ興味も沸くだろう対戦である。




FC東京は、今季3度目のスタジアム観戦である事に対して、横浜FCは4度目である。

そして、両クラブ共に今季スタジアムでの勝利は、観ていない。
FC東京 1分1敗
横浜FC 1分2敗

開始早々の前半4分に、早くも試合が動く。

櫻川のゴールで横浜FCが先制。

喜びに沸く横浜だが、同時に等々力で観戦した試合を思い出した。

今回と同じく前半4分にユーリ・ララのゴールで先制するも、最後は終盤にンドカの歴史的オウンゴールで川崎に逆転負けした試合だった。

等々力の試合では前半の間に同点に追いつかれたが、味スタでは試合の終盤まで虎の子の1点を守っていた。
後半37分には、FC東京に与えられたPKをGK市川が、ストップした。

そこまで頑張ったのだから、何とか勝ち点3を取りたかっただろうが、降格圏に沈むクラブだけに序盤に挙げたゴールを守り切る事は出来なかった。

後半40分、途中出場の長倉に同点ゴールを決められた。

その際に、長めのVARの確認が行なわれたが、ゴールは認められた。
横浜FCは、VARの加護を受けられなかったばかりか、後半アディショナルタイム9分という厳しい試練が課せられた。
同点に追いつかれたとは言え、勝ち点1でも持って帰りたい横浜FCには重たかった。

アディショナルタイム終盤の攻防で、遂に横浜FCは堪え切れずFC東京に、この試合2度目のPKを献上してしまった。

PKのキッカーは、最初に外したショルツではなく森重が務めた。

森重が、PKを冷静に真ん中の上に決めた直後に試合終了のホイッスルが吹かれた。
森重の得点、90+15分って延長戦みたい。
秋春制になる来季も東京ダービーと横浜ダービーをJ1で存続させるためにも両クラブ共にJ1残留を果たしてもらいたいだけに、FC東京にはドラマチックな勝利の一方で横浜FCには悲劇的な逆転負けだった。

それにしても、実のところたが、この味の素スタジアムでFC東京の勝利を観るのは、2001年Jリーグ開幕戦であり、こけら落としでもあった東京ダービー以来24年ぶりの事である。


この試合が終わった後で、野澤大志ブランドンが欧州移籍する事を知った。


シーズン前半戦を主力選手として戦った選手が、シーズン半ばで欧州移籍するのはJリーグならではだが、それも今季で終わり。

退団スピーチでは、FC東京のタイトルを願っていた野澤大志ブランドンだが、今季に関しては残留争いを勝ち抜く事が先だろう。

クラブが大変な時に去ってしまうのは心苦しい気持ちも有るだろうが、新天地でもレギュラーを勝ち取って活躍してくれる事を願いたい。