藤村修官房長官 記者会見のオープン化を逆行 & 枝野幸男前官房長官の経歴 | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

『週刊金曜日』824号(9/23)の記事で知りました。


民主党が政権交代前から約束していた記者会見のオープン化。

枝野前官房長官が週一回、記者クラブ以外のフリーランスの記者にも記者会見への参加を認めたのが今年の2月、その後震災が起こり、自由報道協会やニコニコ動画の記者が直接官房長官に質問する姿も見られました。

枝野元官房長官は、8月30日の記者会見のやり取りが(週刊金曜日よりも詳しく)ガジェット通信にありました。
http://getnews.jp/archives/138602

(引用開始)
ニコニコ動画の七尾功記者から、記者会見のオープン化・ネット中継の実現に協力してくれた枝野氏自身はネット中継についてどう感じていたのか訊かれると

「従来からなされていなかったことが、おかしいと思っています。もちろんさまざまな事情があったし、さらなる解禁を、オープン化をという声があることに対して、いろいろと事務的、実務的な事情で、なかなかこれ以上のことが難しかったということがありますが、姿勢として当然のことだと思っております。少なくとも私がこの間やってきたやり方というのは、次の官房長官にも引き継いで頂きたいと思っておりまして、引継ぎの折にはそれを申し伝えたいと思っております」

と語り、次の官房長官の記者会見においても、引き続きネット中継が行われる可能性を示唆した。
(引用終わり)


ところが、野田政権になり、藤村修官房長官になってから、「内閣官房長官の定例記者会見について」という、 週1回は記者クラブ以外の記者にも参加を認めるとしていた文書 が一旦削除されました。

自由報道協会が、9/2に 「公的な記者会見の全面オープン化」に関する要望書 を藤村官房長官宛てに提出したものの、9/2の記者会見に参加が認められることはなかったようです。

その後、9/9からようやく再びオープン化され、先の「内閣官房長官の定例記者会見について」の文書も戻されたようですが、民主党の約束にも関わらず、新しい官房長官自身がオープン化に消極的な発言を繰り返しているようです。

週刊金曜日によると、野田内閣になり、情報公開の面で前進したのは細野豪志大臣の記者会見だけだと。
「政権交代から丸二年。民主党はいまだに約束を果たしていない。」


民主党と言っても、残念ながら寄せ集めの集団。
就任する人によって、政策も右に行ったり左に行ったりですね…。



この記事を書こうとして、枝野幸男氏の若いころからのエピソードをまとめたAERA(2011.3.21)の記事を転載したサイトをみつけました。

http://ameblo.jp/axolotl/entry-10855465223.html

・菅直人前首相が一躍人気者になった薬害エイズ問題は、実は31歳の枝野幸男氏の取り組みだった
・永田町の常識に囚われない本物のアウトサイダー
・徹底した情報公開と説明責任を謳ったかつてのオリジナル民主党に戻そうと「脱小沢」に舵を切った
・普通の家に育った金もコネもない人間がどこまでやれるのか

興味のある方はぜひお読みください。