昨日は食べ物の話になって、「フィリピンでは韓国のキムパブという食べ物が人気がある。これは韓国起源の食べ物。日本の寿司とよく似ている。両国は文化が共通なんですね。」というようなことを言われました。
キムパブ?聞いたことがありません。
Skypeで画像を送ってもらうと、それはまさしく太巻き。
Wikipedia で調べると、こんなものでした。

(引用開始)
主食にも間食にもなる手軽な料理として、韓国で広く流通し消費されている食品である。
巻き簾を使用する調理法などは、日本の海苔巻きと同じであるが[3]、キムパプには酢飯が使用されず、ごま油が加えられていることが一般的であり、また中に入る具材が日本の海苔巻きに比べて多く、生魚も使用されない等の違いがある[4]。
あぶった板海苔の上に米飯を均一に薄く敷き、その上に細長い形に整えられた具材を載せる。米飯は、塩やごま油で味を整えるのが一般的である。具材は、複数の材料を用いることがほとんどである。一般的に使用される具材には、ニンジン、ホウレンソウ、キムチ、エゴマの葉、たくあん、牛肉、ハム、ツナ、カニかまぼこ、チーズ、卵焼きなどがある。この他、具なしのキムパプ(後述の忠武キムパプ)や刻んだニンニクのチャンアチ(醤油漬け)のみを米飯に混ぜてから海苔で巻いたキムパプもある。
最後に、米飯と海苔で具材を巻き込み、海苔の表面に胡麻油を塗ったり白胡麻を振ったりして風味付けをする。
出来上がったものを輪切りにし、何もつけずにそのまま食するのが一般的である[5]。キムチやたくあんなどの漬物およびスープが共に供される場合が多い。
朝鮮語で、キム(김)は海苔、パプ(밥)は米飯を意味する。
(引用終わり)
酢飯ではなく、ごま油。ふうん、それも美味しいかもしれません。
問題は、その由来。
どう見ても、これは日本の太巻きを韓国人が好きな味にアレンジしたものでしょう。
いいじゃないですか。
Wikipedia(日本語) にはこう書いてあります。
(引用開始)
キムパプ[1](김밥)は、米飯を海苔で巻いた韓国の海苔巻きである。もともと日本語と同じく「ノリマキ」と呼ばれていたが、韓国政府の「朝鮮語の国語純化運動」もあって、近年「キムパプ」と呼ばれるようになった[2]。
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女優・エッセイストの黒田福美によれば、「韓国では『男子が冷や飯を食べると出世しない』という言い伝えがあり、冷たい米飯を食べるのを嫌う習慣がある。そのため、もともとおにぎりや海苔巻きなどの食文化は存在しなかった。後に日本から海苔巻きが紹介され、一般に深く定着した[6]。」という。
韓国のYahoo! koreaの辞典でも「日本の海苔巻きが由来」としており、また韓国の大手ウェブサイトである「NATE」の百科事典では「日本の海苔巻きが由来で近代になって多く食べられるようになったと推測される」としている[7]。韓国に30年以上住み、『おいしいおしゃべり!ブクブク韓日料理の話』という料理本を出版した産経新聞の黒田勝弘によるとキムパプは日本の海苔巻きが韓国へ伝わり、「酢」ではなく「ごま油」を使うなどの「韓国化」により定着していった食品であるとしている[8][4]。また西日本新聞やフードジャーナリストの平松洋子なども日本から由来したものであるとしている[9][3]。また、韓国の高齢者がキムパプを「ノリマキ」と呼ぶ習慣が一部に残っている。
ある韓国料理サイトでは、三国遺事に書かれている「ボックサム」が旧暦1月15日に白米を海苔や野菜などで包んで食べる料理であるとし、これが文献に登場する最古のキムパプの起源であると主張している[10][11]。ただし、キムパブに使用される紙状の板海苔は、日本で江戸時代に海苔養殖技術と和紙の製紙技術が合わさって加工製作されるようになったものである[12]。
(引用終わり)
韓国がオリジナルだという説が、やっぱり出ましたね。
韓国人の、何でも韓国がオリジナルといいたい病気。
Wikipediaの英語版 では。。。
(引用開始)
Gimbap or kimbap is a popular Korean dish[1] made from steamed white rice (bap) and various other ingredients, rolled in gim (sheets of dried laver seaweed) and served in bite-size slices.[2] Gimbap is often eaten during picnics or outdoor events, or as a light lunch, served with danmuji or kimchi.[3]
According to the Samguk Yusa, ancient Koreans ate a wrapped food called bokssam[4]. However gimbap is considered to be adapted from Japanese futomaki (Makizushi) during the Japanese rule.[5] [6] [7] [8] [9]
(引用終わり)
ボックサムのことを書きながらも、日本が統治した時代に日本の太巻き(巻き寿司)が変化したものと考えられるとはっきり書いていますね。
では、韓国語のWikipedia ではどうでしょう?
(引用開始)
유래
김밥의 유래에 대해서는 ‘한국고유음식설’과 ‘일본유래설’이 있다.
[편집] 한국 고유 음식설
한국고유음식설은 김에 대한 최초의 기록은 ‘삼국유사'에 정월 대보름 풍습 가운데 김에 밥을 싸서 먹는 복쌈(福裏)’이라는 풍습이 있는데 이는 밥을 김이나 취나물, 배추잎 등에 싸서 먹는 풍속에 유래되었다는 설이 있다. 현재처럼 각종 재료를 넣어 만든 김밥의 형태는 1950년대 이후부터 시작된 것으로 추정하고 있다.[1]하지만 ‘복쌈’이 정확히 어떠한 형태의 음식인지 알려져 있지 않으며, 복쌈과 김밥이 역사적으로 이어지는 음식인지는 확인이 되어있지 않다.[2] 김에 대한 직접적 기록은 이후 조선시대의 서적인 <경상도지리지>에 토산품으로 기록되어있고, <동국여지승람>에 전라남도 광양군 태인도의 토산으로 기록되어 있다. 이러한 자료들로 미루어 보아 조선 중기에는 이미 김 양식을 시작하고 있었음을 알 수 있다. 현재의 모습의 김밥은 근대 이후에 많이 먹기 시작한 것으로 추측되고 있다.[3]
[편집] 일본 유래설
일본유래설은 일제시대 때 김에 싸먹는 일본음식인 후토마키(太巻き)에서 유래 했다는 설이다. 일제시대때 일본어 교육을 받는 고연령층에서는 김밥을 노리마키(海苔巻き)라고 흔히 불렀다. 본래 일본에서는 식초를 섞은 밥을 사용했는데, 한국에서는 참기름으로 대신하여 정착하였다.[4][5]
[편집] 양 설의 비교
원래는 김을 간단히 밥에 싸먹는 쌈의 형태에서 시작된 것으로 현재의 충무김밥과 같이 김치나 젓갈, 국과 함께 먹었다. 일본의 영향을 받았다는 설에는 일제시대에 일본 음식의 김으로 만든 음식인 후토마키의 영향을 받아 속재료를 안에 넣고 먹기 시작했다는 설이 있다. 하지만 일본의 마키의 밥도 항상 식초를 섞은 초밥으로 만들지만 한국의 김밥은 김의 한 장을 크게 말아 먹기 좋은 크기로 썰어 먹는다.
(引用終わり)
・・・何が書いてあるのかわかりません。
そこでGoogle翻訳で訳してみました。
(翻訳開始)
由来
のり巻きの由来については、"ハングクゴユウムシクソル"と"イルボンユレソル"がある。
[編集]韓国固有ウムシクソル
韓国固有の食べ物説は、ついでの最初の記録は"三国遺事"に正月の風習の中でついでにご飯を包んで食べるボクサム(福里)"という風習があり、これは、ご飯を海苔やシラヤマギク、ベチュイプなどに包んで食べる風俗に由来するという説がある。現在のように各種の材料を入れて作ったおにぎりの形は、1950年代から始まったものと推定している。[1]しかし、"ボクサム"が正確にどのような形の食べ物であることが知られておらず、ボクサムグァのり巻きが歴史的につながる食べ物なのかは確認するになっていない。[2]ついでの直接の記録は、その後、朝鮮時代のソジョクイン"慶尚道地理志"にお土産として記録されており、"東国輿地勝覧>に全羅南道光陽郡テインもの土産に記されている。このような材料で構成から見れば、朝鮮中期にはすでに金フォームを起動していたことがわかる。現在の姿ののり巻きは、近代以降にたくさん食べ始めたと推測されている。[3]
[編集]日本ユレソル
日本起源説は日帝時代の時についでにサモクヌン日本の食べ物である太巻き(太巻き)に由来したという説だ。日帝時代に日本語教育を受けて高年齢層では、のり巻きののり巻き(海苔巻き)とよく呼ばれていた。本来、日本では、酢を混ぜたご飯を使用したが、韓国ではごま油の代わりにして定着している。[4] [5]
[編集]両説の比較
元々は金を簡単にご飯サモクヌンサムウイ形で始まったもので、現在の忠武のり巻きのようにキムチや塩辛、国と一緒に食べた。日本の影響を受けたという説には日帝時代に日本食のノリで作ったグルメな太巻きの影響を受けて具材を中に入れて食べ始めたという説がある。しかし、日本の牧のご飯もいつも酢を混ぜたお寿司にするが、韓国ののり巻きは、海苔の一枚を大きくしないで食べやすい大きさに切って食べる。
(翻訳終わり)
「キムパブ」を「のり巻き」と訳しているので混乱するところもあり(『のり巻きののり巻き(海苔巻き)』?笑)、また一部が固有名詞のようにカタカナになっているところもありますが、それでも大体何が書いてあるのかわかりますね。
このように一瞬にして翻訳されるのだから、すばらしいものです。
10年以上前に英語から日本語の翻訳ソフトを使ったことがありますが、とてもまともに理解できる日本語になりませんでした。Google翻訳はそれと比べるとかなり進歩しており、ざっと理解するには十分な精度で翻訳してくれますね。
で、本題ですが、
韓国語Wikipediaでは、韓国由来か日本由来かふたつの説があると書いてあるものの、どちらかというと韓国由来説に重みを置いていることがわかります。
韓国人は、なぜ歴史を捏造してまでそんなに自国起源説にこだわるのでしょうか?
一時、『嫌韓流』が流行って、そんなことが大きな話題になりましたね。
日本人は、天ぷらがポルトガル由来であることや、寿司だってもともとは中国(あるいは東南アジア?)から伝わったものであることを、恥ずかしくも何とも思いません。
どこがオリジナルであったとしても、それを改良し洗練させたのが日本人であると知っているからでしょう。
キムパブだって、日本から伝わった太巻きを応用して、より美味しいものに韓国人が洗練したと言えばいいだけなのに。
何でも韓国がオリジナルだと言い張るのを読むと、怒るというよりも、恥ずかしく、そして可哀想に思えてきます。
Wikipediaの「韓国起源説」の記事 には、こんなものが韓国起源だと主張されている例がこれでもかと言うほど、挙げられています。
面白いので、一度のぞかれてはいかがでしょうか?
参考までに、この記事、英語版はありますが、韓国語版はありません。
剣道・侍・武士道、切腹、日本刀、居合道、柔道、合気道、空手、相撲、忍者、茶道、華道、盆栽、折り紙、歌舞伎、花札、「日本の大部分の食べ物」、豆腐、蕎麦、日本酒、寿司、刺身、醤油、味噌、味噌汁、納豆、沢庵漬け、奈良漬、海苔・海苔巻き、和牛、うどん、長崎ちゃんぽん、、、他に言葉や人物、動植物、技術など多数。
ちなみに、私個人は、別に韓国がそんなに嫌いではありません。
韓国の焼肉やキムチは美味しいし、韓流ドラマはほどんど見ないけど、KARAも少女時代もけっこう好きです(笑)。