日本にお住まいの皆様、梅雨も明けて暑くなったと思ったら、大型台風ですね。お見舞い申し上げます。
こちらは連日の40℃超え。街頭の温度計で、今日は45℃と表示されていました。
もちろん毎日毎日晴れです。
ほとんど外を出歩かないのですが、今日の昼休み、明日の夜みんなで食事に行くレストランの下見のため、炎天下、往復で40分ほど歩きました。いやー暑い。
一方の建物に中は冷房が効きすぎて寒いくらい。節電もしないし。
オフィスで長袖シャツは必須。同僚の中には寒くて上着を着ている日本人もいます。
ホテルの部屋の空調の設定スイッチの横には、こんな張り紙が。
How to Control Room Temperature :
Cool Select 12-14
Hot Select 22-24
Normal Select 18-20
設定温度12℃って・・・。私は25℃設定にして、夜は切っています。
さて、こんなに暑いのに、何か物足りない、夏らしくない。。。と思うのは、セミの鳴き声が聞こえないからです。
日本では、セミの鳴き声が暑さを倍増させますよね。
セミってどのくらいの地域にいるのかちょっとよくわかりませんが、イギリスでもほとんどいないようです。
同僚のイギリス人は、日本に来て初めての夏、セミの鳴き声をどこかの不届きな人間が大音響を出しているのだと思っていたそうです。
英語でセミは cicada。
蝶がバタフライ butterfly、蜂がビー bee、蚊がモスキート mosquito、ハエがフライ fly、ゴキブリがコックローチ cockroachなどはほとんどの皆さんも知っていると思いますが、セミの英語cicadaはあまり知らないのではないでしょうか。日本人にとってちょっと意外にも、それだけマイナーな昆虫ということでしょう。
関西(近畿?)でセミと言えばアブラゼミ。ジーーーーという本当に暑苦しい鳴き声です。
他によくいるのは、ニイニイゼミやツクツクボウシくらでしょう。
関東に来て、東京中央区の本社でもミンミンゼミの鳴き声が聞こえて、プチ感動しました。
関西にはミンミンゼミはいません。
テレビドラマなどで、関西が舞台なのにミンミンゼミの声を効果音として使っていたりしたら、大きな間違いです。
さて、気になる話を見つけました。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/468.html
(引用開始)
蝉の鳴かない夏に要注意(梅雨明け猛暑でも蝉が鳴かない?・・怪)
蝉(セミ)と地震の関係については、古来から様々な関連性が指摘されている。
即ち、地震の前兆現象を蝉が感じ取り、七年に一度の”開花”の時期をずらすと言う訳である。
1923年(大正12)9月に起こった関東大震災では、同年の7月から8月にかけて、神奈川県橘樹郡登戸村(現川崎市多摩区)の一帯で蝉が全く鳴かない夏であったと記録されている。
同様の現象は、埼玉や伊豆半島でも見られたという。
また、1707年(宝永4)夏には伊勢国萩原(現在の三重県亀山市の一部)で「蝉の声悉く打ち止まん…一帯真夜中の様に静寂也」と記し、天変地異の前触れではないかと心配した村民の不安を庄屋が地元の郡代に申し出るという記録が残されている。
死者2万人とも言われる宝永地震はその年の10月に起こった。
更に11月には世に言う宝永大噴火と呼ばれる富士山の噴火が起こり、農作物に大被害を与えた。
(引用終わり)
これを受けて、多くの人がそう言えばうちの方でもセミが鳴いていない、というコメントが日本中から投稿されています。ほかに、蚊もいないとか、ミミズが出てくるとか、夏なのにウグイスが鳴いたとか。
今回の地震の直前、3/6に鹿島市の沿岸に52頭もの鯨が打ち上げられ、地震の前兆ではないかとのウワサになっていたことは、以前にブログに書きました。
http://ameblo.jp/tomamx/entry-10833614525.html
動物や鳥や昆虫が地震の前兆となることは、十分にあり得ることと考えます。
地震の前に一部の岩盤の破壊が先行して始まるために、その際に砕けた石英などが電磁波を発生し、それを動物が感じて異常行動を起こす、と説明できるようです。
ただ、7月19日頃からようやく鳴き出したとのコメントも多くなっているようです。
どうも、セミが鳴き出すのはいつも今頃なのに、今年は梅雨明けが早くて猛暑が始まったので、暑いのにセミが鳴かない!と錯覚したのでは、というコメントが説得力を持っているように思います。願望もこめて。
皆さんの地域ではいかがでしょうか?
また大きな地震が起きることがないように祈っています。
節電の夏で暑苦しくても、セミよ、もっともっと鳴いてくれ~!