福島第一原発 最悪のレベル7 | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

福島第一原発の事故で、原子力安全・保安院は、大量の放射性物質が放出されたとして、原発事故の深刻さを示す国際評価尺度(INES)でレベル5としていた暫定評価を、チェルノブイリと同じ最も深刻なレベル7に引き上げると発表しました。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041290133656.html?ref=rank

 事故後の環境測定データや原子炉の損傷状況などを基に、放射性ヨウ素131とセシウム137の放出量を推計。ヨウ素131に換算して保安院は三七万テラベクレル(一テラベクレルは一兆ベクレル)、安全委は六三万テラベクレルとし、チェルノブイリ事故の総放出量五二〇万テラベクレルの「一割前後」とした。

 福島第一原発事故の国際評価尺度(INES)が最悪のレベル7とされた。大気中に放出された放射性物質の大半は三月十五日までに出ている。原子力安全委員会は同二十三日に推定値を公表し、ヨウ素131の総量はレベル7級の三万~一一万テラベクレルとしていたが、判定に至るまでに一カ月以上を要した。

 放射性物質の拡散を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「スピーディ(SPEEDI)」は当初から稼働したが、政府は「データが不確か」として三月二十三日に一度公開しただけ。結果はヨウ素の総量が最大一一万テラベクレルという高い値だったが、INESはレベル5にとどめた。


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私も、事故の初期には、東電や安全保安院やマスコミの報道から、「チェルノブイリと同じようなことにはならない」との説明を信じていましたし、そのようにブログにも書いていました。

何をもってチェルノブイリと同じと言うのかは難しいですが、少なくとも国際的判断基準ではチェルノブイリと同じレベルと判断されるほどの事故だったということです。

しかも、放射性物質の大半は15日までに出ている、すなわち、御用学者が「チェルノブイリと同じことにはならない」と言っていた頃には既にチェルノブイリと同じレベルに達していたということになります。

海外では、事故から1週間でレベル7ではないかとの指摘がでていたし、3/23にはレベル7級の数字が出ていたのに不確かだとしてレベル5にとどめていたとの話。。。


原子力村の住人と政府の隠蔽体質、それを全く追求しないマスコミに、改めて強い不信感を抱きます。