福島第一原発 3/18放水と電源復旧作業 | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

昨日は(昨日も!)仕事をしていたため、あまり更新できませんでした。
この間、最悪の事態等々が起こらなくてよかったです。

昨日の状況は、
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/
を見ればおおよそわかります。


自衛隊が午後2時前から40分間、地上の消防車から3号機への放水作業を行った。
これに続いて東京電力の協力会社の社員が在日アメリカ軍から借りた消防車1台を使って放水を行った
放水した量は、この7回であわせて50トン。
これまでのところ隊員が浴びた放射線量は最大でも数ミリシーベルト以下とのこと。

→ 最大で数ミリシーベルトと聞くと、自衛隊員の方には大変申し訳ないが、もう少し長時間、また4号機へも放水してくれたら、とつい思ってしまうのは欲張りすぎでしょうか。



それから、原子炉や使用済み燃料プールの冷却機能を回復するため、外部電源を復旧させる作業を進めていることが報道されています。

原子力安全・保安院は、1号機と2号機に外部電源を引き込む作業が終わるのは19日になる見通しで、3号機と4号機については20日に完了する予定だが、被害を受けた施設の機器の点検が必要で、外部電源が使えるようになるにはさらに時間がかかるという見通しを示した。

→ 電源は回復しても、津波を受けて一旦海水に没した機器がちゃんと動くのだろうか、また、水素爆発で設備はかなりのダメージを受けているが、配管はつながっているのだろうか?心配になります。

下の画像(航空映像から)を見ると、太い配管が明らかに断裂しています。
おそらく冷却水の配管ではないかと想像します。
これは水素爆発のあった3号機ですが、2号機が健全であることを信じます。

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なお、ずいぶん前に私は、反応容器で蒸発した水蒸気がどこに行っているのか疑問を掲げています。
電源がないので、ポンプは全く機能していないことは確実になりました。

 反応容器の上部で凝縮して容器に戻っているのだったらいいのですが、蒸気がどこかに抜けて行っていて、その分海水を追加し続けて行っているとしたら、塩の濃度が次第に高くなり、ついに析出する恐れがあるのが心配です。



そうこうしているうちに、 午前0時半過ぎから、東京消防庁による3号機への放水が始まったと報道がありました。「屈折放水塔車」だそうです。

↓こんなのです。
http://aria.saiin.net/~flanker/hataraku/Syoubou/HinoTC_kf01.htm

$ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)-屈折放水塔車


いろいろな物が出てくるのはいいんことだけど、こんなのがあるのならなぜもっと早く持ってきて使わなかったのか、そこがどうも気に入らないです。