続々 福島第一原発  | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

18時の原子力安全・保安院の記者会見は酷かった。


http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120467.html

 原子力安全・保安院は12日午後6時、東京電力福島第一原発1号機で起きた爆発について記者会見した。原子炉そのものに重大な損害がある可能性については「予断をもたず、放射線量、建造物の状況などの客観的な事実を一つ一つ集めて判断したい」と述べた。


 保安院によると、同日午後3時36分、1号機の原子炉とタービンの建物の周辺で縦揺れと爆発音がし、白煙が上がった。けが人が4人いると東京電力から報告を受けた。周辺の放射性物質の量については「これから確認する」と述べた。

 テレビ映像で1号機周辺の建物の外壁が落ちているような状況になっていることについては、「映像を見る形以外の情報を得られていない。放射性物質を閉じこめるときにどうすればよいかをよく調べて、情報を入手して判断する必要がある」とした。


本当にこの程度しか分かっていないとしたら能力がないということ、知っていることを隠しているとしたら、とんでもないことが起きていて、パニックを回避しようとしてるのか?



以下、原子力の素人(ケミカルエンジニア)の勝手な想像です。


15:43の報道

http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120423.html

 原子力安全・保安院は12日午後3時すぎ、東京電力福島第一原発の1号機の配管の弁を開放した結果、炉心の圧力容器を覆う「格納容器」の圧力が低下し始めた、と発表した。格納容器内は通常、400キロパスカル(約4気圧)で運転されているが、1号機は大地震による自動停止後、800キロパスカル超の圧力を記録し、損傷の恐れがあった。

 ただ、弁を開けたことで放射性物質のセシウムが外部に漏れるなど、周辺の放射線濃度が高まった。


これを踏まえて・・・


格納容器の圧力が異常に上がってきたので、3時頃から容器内の蒸気を逃がす作業行っていた。これにより、圧力は少し下がってきていた。一部、放射性物質も放出されていた。

格納容器内もは、水の分解反応で発生した水素(テレビで大学教授が説明)も含まれており、一緒に排出されて溜まっていた。そこに余震で何かの火花が発生し、溜まっていた水素に着火、爆発が起きた。


格納容器は今のところは無事(と祈りたいです)


第一原発の近くは、ずい分前から避難範囲が半径10km以内になっているし、第二原発の方でも半径10kmにまで拡大された。第二原発で何が起きているのかは、ほとんど報道されていません。


最悪の事態が避けられることを祈りつつ。。。