みなとみらいの職場で、鉄道の運転再開を期待して待っていたら、23時頃に東急東横線およびみなとみらい線が運転再開したとの情報を得ました。
東京メトロ日比谷線は動いていませんでしたが、中目黒駅からなら歩いて帰れるので、帰宅することにしました。
ずいぶん混雑してるだろうな、と思ってたけど、全て各駅停車だけど5分おきくらいに次々と電車を動かしているようで、たいした混雑はなく、ラッキーなことに途中からは座れました。
東急さん、えらい!
中目黒駅に到着したら、日比谷線も上野までの折り返し運転をしていると。(恵比寿はひと駅め。)
歩いて帰ることを覚悟していたけど、結局、恵比寿まで電車で帰れました。
東京メトロさん、えらい!
私鉄の多くが、遅くまで復旧に努めて可能な限りの路線の運転を再開し、さらに深夜まで運転を継続するようです。乗客の立場に立った対応、頭が下がる思いです。
それに比べて、早々と本日は運転再開しないと決めたJR。
この差は何なのでしょうか、ねぇ。
おかげさまで、お風呂にも入り、コンタクトレンズもはずせたし、これから布団で眠れます。
職場で、着替えもせずに、椅子を並べて寝ようかと思ってたのは、大違いです。
・・・しかし、福島第一原発は、危険な状態が続いているようです。
炉内の圧力が上昇していると。
1:52の朝日新聞ニュース
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103110824.html
東日本大地震で、炉心を冷やす緊急炉心冷却システム(ECCS)が動かなくなった福島第一原子力発電所の1号機について、東京電力は11日未明、原子炉
格納容器の圧力が高まっているため、容器内の放射能を含む蒸気を放出する作業を検討していることを明らかにした。実施すれば、外部に放射能が出る可能性が
あるとしている。
蒸気を放出したら、外部に放射能(放射性物質)が出るのは「可能性」ではなく確実でしょう。
それでも、爆発するよりはずっとマシとの難しい判断。
ガス抜きをすれば、残っている冷却水が蒸発し、蒸発潜熱で炉心を冷却する効果もあるはず。
温度が高くなるほど反応速度が大きくなり、加速度的に温度上昇する。
今、温度が上昇し続けているなら、ガス抜きを早くやることで温度上昇が継続しない温度まで下げることができるかもしれない。ある程度まで上がってしまえば、いったん少々温度低下しても再度温度上昇に転じる。
冷却水がなくなったら、もう暴走を止めることはできない(ように思う。)
いくらかの放射能漏れを許容してでも暴走を抑えるのか、難しい判断を迅速に下すことが必要な局面です。