新年、あけましておめでとうございます。
帰省していて自宅に戻って年賀状を確認。その中に友人の俳優、山西惇からのものも。プライバシーにかかわるのでここには載せられないけど、若い奥さんと小さい娘さんとの3人の写真がメインの年賀状です。
「山西惇」って名前を言っても、なかなかわかってもらえないけど、相棒の角田課長と言うと、「あ、知ってる」という人が多いですね。当たり役です。あと、顔にインパクトがあるし。
山西とは高校・大学の同級生。(・・・年齢がばれる。)
高校は中高一貫校で、彼は中学からの進級組、自分は高校からの編入組。同じクラスの数人で一緒に海水浴に行ったこともあるくらい・・・だけど、正直、特別に親しい関係という訳でもなかった。彼はロックバンドのボーカルをやっており、当時流行っていたKISSなどの曲をシャウトしてた。(自分はフォークソング派で松山千春やさだまさし。)
彼の本名は山西ではないんだけど、高校時代から山西と呼ばれてた。確か、1学年上の山西先輩に顔がよく似てたからだとか・・・それを芸名にまでするか?(笑)
同じ大学に入学してしばらくして、彼が学生劇団「そとばこまち」に入って役者として舞台に出てると聞き、さっそく観に行った。1年生ながら、いきなり結構な役をもらってた。学生演劇と言っても、そとばこまちの演劇は小難しいところは皆無で、笑いを中心にしたわかりやすい演劇で、すごく人気があった。
当時の座長が辰巳琢郎(当時の芸名:つみつくろう)、中心的役者として生瀬勝久(同:槍魔栗三助)がいた。今となってはテレビ・映画などで大活躍の人たちを、小さな劇場で間近で観ていたことになる。他に、川西大洋(同:はりけーんばんび)、ブロッコリ哲、上海太郎、みやなおこ、など芸達者がそろってた。
自分は、山西の友人であるというだけでなく、そとばこまちのファンだった。
その後、山西は大学を卒業して一度ふつうの会社に勤めたが、やっぱり役者がやりたいと思いなおし、演劇の世界に戻った。関西のローカル深夜テレビ番組などにレギュラー出演するようになる一方、舞台での活躍も復活した。
1997年、自転車キンクリートSTOREの演劇「法王庁の避妊法」では主役。自分は婚約中だった妻と観に行って、楽屋までお邪魔させてもらった。相手役はテレビでもよく見ていて、結構あこがれの女性だった戸川京子さん。楽屋で目の前に来てドキドキ。婚約者の前だったけど・・・。(Wikipediaより:「小枝のように細い現代的なスタイルと相まってそのファッションセンスにも定評があった。」その5年後、37歳で自殺されたのはショックだった。)
その後すぐにテレビドラマ「ラブジェネレーション」で木村拓哉と共演(とまで言えるか?)してたので、キムタクファンの妻は大感激。
あと、NHKの大河ドラマ「利家とまつ」では唐沢利明の兄という大役で、松嶋奈々子と絡むこともしばしば。ほかにも「Dr. コトー診療所」や、NHK朝の連続小説や大河ドラマに結構出演。あと、NHKのコント番組、サラリーマンNEOにもレギュラー出演。
一方で本業の(?)舞台の方の活動も。
自分は、2008年「あれから」と、2009年「ワルシャワの鼻」を、会社の友人を誘って観に行った。
山西を訪ねた楽屋で、萩原聖人、余貴美子、高橋ひとみ、岩佐真悠子、高橋克実、明石家さんま、生瀬勝久、羽野晶紀、温水洋一なんかを目の前で見たのが自慢!岩佐真悠子はきれいだったー。
年賀状にも書かれてたけど、現在、山西はミュージカルの舞台「アンナ・カレーニナ」に出演中。
元宝塚の一路真輝・瀬奈じゅんが主役をWキャストでつとめている。山西にとってははじめてのミュージカル。
東京では12/25に始まり、2/6までのロングラン公演。その後、新潟・兵庫・名古屋・大阪でも。
http://www.anna-karenina.jp/cast.html
自分も日程考え中。
興味ある方は、ぜひ足をお運びください!