「スイヘイリーベ ~魔法の呪文」 かっきー&アッシュポテト
水兵リーベ・・とはもちろん、高校時代に取り組んだ「チャート式」での周期表の覚え方の、懐かしのフレーズですね。
もともとこの歌は、NHK教育で放映されていた「エレメントハンター」というアニメのエンディングテーマ。
うちでは息子(5歳)がこのアニメを好きで(番組の最後で、ミニゲームで元素を集められるのにひかれていたのかも)、毎週日曜6時からという時間帯だったので、自分も見てた。
テレビでは、スイヘイリーベの歌は1番の歌詞(ストロンチウムまで)だけ。あるとき、会社の仲間とカラオケに行って、この曲を発見。歌ってみたらすべての元素が出てきたので、みんなでおおウケ(あ、こちら、化学系の技術者ですー。)
さっそくCDを買ったところ、息子は(歌詞がアルファベットだけのランタノイド・アクチノイドを除いて)すぐに歌を覚えてしまった。一方のこちらは、元素の名前の半分くらいは以前から知っていたのにもかかわらず、なかなか歌は覚えられない。子どもの記憶能力、恐るべし!・・・と同時に、年齢に伴う記憶力の低下も恐るべし!・・・(T_T)
興味を持ったことは伸ばしてやろうと、関連の本「エレメント大図鑑」も買ったところ、息子はむさぼるように何度も読んだ。
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それからというもの、元素にますます興味を持った息子は、「元素問題出して!」とせがむ。
「レアアースのひとつで、ハードディスクなどに使用される強力な永久磁石を作るのに必要な元素は?」「ネオジム!」
「ノーベル賞を受けた鈴木カップリングで使われる元素は?」「パラジウムとホウ素!」
びっくりするかもしれないけど、こんな難しい問題はもともとウケ狙い。何度も出して定番となってしまったので、ね。一方で、
「空気の中で2番目に多いガスは?」「炭素!・・?ホウ素?塩素?」
酸素が覚えられない。この辺が、ご愛嬌ということで。
自信を持った息子は、お風呂場でも姉(小5)と知識を競いたくて、元素問題出してー、と。
この際、化学反応まで出題してやれ、と
「水素が酸素と反応してできるモノは何でしょうか? ヒントは、今、目の前にあるもの。」
弟に負けないようにと慌てたお姉ちゃん:「えっとえっと、歯磨き粉っ!」
……お姉ちゃん、がんばれー!(笑)