もともと無かったでしょ?
もともと無かったでしょ?
お金にしても、仕事にしても、彼、彼女にしてみても、もともと無かった、のです。
なのに、それがずっとある(以前からずっとあった)と思う自分の脳がオカシイのです。
で、仮になくなったとしても、また作れば良い、のです。
そして、それももちろんずっとある訳ではない、のです。
そうやって自分勝手に「ずっとあるハズだ」とか思うなって話なのです。
何だって、ずっとは無い、のです。
そもそも自分自身の寿命がずっとある訳ではないのですから、当たり前なのです。
この「事実」の当たり前を無視して、自分の当たり前を当たり前と思うな、なのです。
自分の当たり前を当たり前と思うことを無明(妄想病)と言うのです。
仮に、この女性が成婚出来たとて、ずっとは続かない、のです。
もちろん、こんな男性のずっとも無い、のです。
もちろん、そこらのサラリーマン、OL、公務員、専業主婦、自営業も。
明日、あなたや親や子供が死なない保証は何も無い、のです。
と言うか、皆、そもそも無かった、のです。
仮になくなっても、もともとの無かった状態に戻るだけなのです。
人間を草とか蝉で考えれば、当たり前(人間も例外ではない)なのです。
あるいは、100年単位で見れば、当たり前(すぐ消えるもの)なのです。
侍も江戸幕府も、大日本帝国も現人神も、あれだけの権力を持っていたのに、跡形も無い、のです。
(全国の商店街が廃れたどころの話ではない)
松本人志とか、SMAPとか、広末涼子とか、すごい人気があったなんて、今の人は知らないし、信じられない(跡形も無い)のです。
ポケベルとか、ガラケーとか、PHS みたいなもの、なのです。