腸のむくみは食事で調整 |  「カラダ」と「ココロ」をととのえ若返り! とまりしゅんいちろう のブログ

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「考えて食べる」を実践し、そのうえで「カラダ」と「ココロ」をととのえる健康寿命ナビゲーター とまりしゅんいちろうによる情報パワーステーション

 

 

 

今日のブログは、

「ココロを元気に」の分野から

 

じぶんの意志で、

じぶんで決めて、

そしてみずから実行して

健康体になる。

それもちょっぴり工夫して

楽しみながら行う、

という内容です。

 

皆さん、こんにちは。

自ら行う「セルフ・リラクゼーション」で

カラダとココロを整える、

健康寿命ナビゲーターの

とまりしゅんいちろうです。


 

こちらのブログでは、

あなたの食と美容と健康に

役立つ手軽にできて

効果のある情報をお伝えしています。


 

今回はマスコミでひっぱりだこ,

本を出せばベストセラーの

お医者さん、小林弘幸先生の著書からの

引用です。


 

多くの人は、脳の働きが

自分自身をコントロールしている

と思っているかもしれませんが、

それは大きな誤りです。


 

体中に張り巡らされている

末梢神経は、「体性神経」と「自律神経」

に分かれますが、意識的に

働さられるのは体性神経のほう

だけ、自律神経は、働かせよう

と思って働かせられるものでは

ありません。


 

大事なポイントなので、

もう少し詳しくお伝えしましょう。

体性神経は、何かを感じた

ときに反応する知覚神経と、

手足などを動かすときに

反応する運動神経に分けられます。


 

どちらも意識すれば

働かせられますが、

もう一つの自律神経は、

血管や内臓の動きのように、

無意識に働く領域を

狙っています。


 

つまり、心臓や消化管を動かしたり、

呼吸や体温を調整したり、

血圧や血糖値をコントロール

したり…生命活動の根幹に

関わる部分は、文字通り

自律的に、脳の支配を離れて

動いているのです。


 

この自律神経のうち、

活動時に働くのが交感神経で、

休息時に働くのが副交感神経

ということになります。


 

こうした自律神経の存在を

ふまえたうえで、脳の働き

を捉えなおして

みてください。


 

消化管の要である腸もまた

自律神経によって成り立っている。

つまり、腸は脳の支配を

受けていません


 

それどころか、最近の研究

では、逆に腸が脳に影響すら

与えていることも明らかに

なっています。


 

私たちの生命活動は、

理性(脳)では捉えきれない

陰の独立王国(腸)によって

支えられているのです。


 

こうした点をふまえると、

腸がしっかりと働いている

ことと自律神経が機能して

いることはイコールであり、

それは交感神経と副交感神経、

すなわちアクセルとブレーキ

のバランスが程よく保たれて

いるということだとわかりますね。


 

自律神経のアンバランスに

よって引き起こされる諸症状

(頭痛、肩こり、冷え性、生理不順

など)も、ここにすべて運動しています。


 

腸のむくみが取れ、

健康状態が回復すると、

自律神経が安定しはじめますから、

こうした体の不調も改善され、

身も心も軽く、元気な状態

を取り戻すことができるのです。


 

私が腸のむくみ、「むくみ腸」を

重視している理由もここに

あります。


 

なにしろ腸は、目に見えない

自律神経の支配が端的に

現れると同時に、食べ物

の消化、吸収、排せつを司る

器官です。お腹の調子は

食べ方の影響を強く受けます

から、悪い食べ方をしていれば、

それはすぐに体に表われます。


 

いちばんわかりやすいのが

便秘や下痢のような排せつですが、

お腹が張っている、チクチク

痛い、食欲が出ないなど、

さまざまな不調を引き起こします。


 

むくみそのものが

確認できなくても、こうした

不快症状は誰もが感じとれます

よね。自律神経の働きを意識的

に変えることはできませんが、

食べ方を変えていけば

腸のむくみが取れ、

自律神経のバランスを取り戻す

ことができます。


 

すると結果的に、心や体の

むくみを改善していくことも

十分に可能なのです。

「ああ、腸がむくんじゃっているな。

ちょっと食事で調整しよう」

ーーそんな軽いノリでも

構いません。これからお伝え

していくやり方を

参考にしながら、

ぜひ元気な腸を

取り戻してください。



 


 


 


小林弘幸「人生を決めるのは脳が1割、腸が9割!」参照