ミドルエイジの武器④ 記憶力が弱い |  「カラダ」と「ココロ」をととのえ若返り! とまりしゅんいちろう のブログ

 「カラダ」と「ココロ」をととのえ若返り! とまりしゅんいちろう のブログ

「考えて食べる」を実践し、そのうえで「カラダ」と「ココロ」をととのえる健康寿命ナビゲーター とまりしゅんいちろうによる情報パワーステーション

 


 


 

今日のブログは、

日々の生活の中で生じる

様々な物事に対し、

ストレスフルな毎日を過ごす

あなたに、

 

やや過激かもしれませんが、

ココロがスッキリする

内容となります。


 


 

皆さん、こんにちは。

自ら行う「セルフ・リラクゼーション」で

カラダとココロを整える、

健康寿命ナビゲーターの

とまりしゅんいちろうです。


 

こちらのブログでは、

あなたの食と美容と健康に

役立つ手軽にできて

効果のある情報をお伝えしています。


 

ありませんか?

日々の人間関係で

ギクシャクしたり、

ささいなことで

ココロがざわついたりすることが。


 

仕事や家事の

強いプレッシャーに

押しつぶされそうになる

気持ちになることが。


 

そんなあなたに、

吉報です。


 

元マイクロソフト日本法人の代表で、

様々なベストセラーを数多く出版され、

その歯に衣着せぬ発言で

多くの読者を魅了されている

成毛眞先生の著作の

引用です。


 


 

その題名も

40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい」


(笑)


 

気に入ったことだけでも

いいのです。


 

ぜひ実践してください。

 


 


 


 

「人間は忘れるために夢を見る」

という説がある。

夢の効用についてはストレスを

発散する、記憶を整理する、

脳の興奮状態を回復する

など諸説あるが、いまだに

定説はない。


 

米デューク大学の研究に

よると、高齢者は若い人に

比べ、嫌な記憶を消すのが

上手だという。高齢者は

辛い記憶を処理するとき、

若い人とは別の脳の部分を

使っていて、過去がバラ色

にみえるらしいのだ。


 

この研究では、平均年齢

二十四歳と七十歳の十五人

ずつの被験者に、三十枚の

写真をみせている。


 

その後、写真の画像を

覚えているかどうかを尋ねると、

普通の写真は高齢者も

若い世代も、成績に差はなかった。


 

しかし、ヘビが噛みつこうと

している写真や暴力シーンの

写真に関しては、若い世代は

五十二%が覚えていたのに

対し、高齢者が覚えていたのは

四十四%だった。

これだけでは、差があまり

感じられないだろう。

写真をみているあいだ、

機能的磁気共鳴断層撮影

MRI)で脳を観察したところ、

高齢者は若い世代に比べ、

記憶や感情を司る部分より、

高度な思考を司る部分

活発に働いていたらしい。


 

つまり高齢者の場合、

つらい記憶や嫌な記憶を

衝撃が少ないようにアレンジ

してしまっているのだ。


 

幸せな記憶のなかだけで

生きようとする、

防衛本能なのかもしれない。


 

丸暗記ができるのは十歳くらいまで

といわれる。「九九」などを

覚える時期だ。

その後は、意味や関係性を

伴った記憶が優位になる。


 

きちんと理解したことや

関連性があることを記憶

するようになるのだ。


 

歳をとって衰えるのは

丸暗記の力だけという人も

いるが、人やモノの名前が出てこない、

昨日の夕飯のメニューを

思い出せないなど、歳を

とるにしたがって記憶力が

衰えるのは、自然な流れである。


 

ミドルエイジは、まだ若いころの

失敗などを覚えているだろう。

それも、部下に武勇伝として

話したりしているうちに、

かなり美化されているはずだ。


 

人間の脳には、生きているのが

困難になるようなつらい記憶

を、無意識の領域に押し込んで

封印してしまう機能がある

という。


 

記憶を封印するとは、平たく

言えば”忘れる”ということだ。


 

失恋や身近な人の死などの

つらい経験から立ち直れる

のも、忘れることができる

からだ。


 

以前対談したアルファブロガー

の小飼弾氏は、最強の

情報整理ツールは「忘却力

であると断言している。


 

彼は、誰かに会う約束など、

人とかかわる予定以外は

ほとんどメモをとらないそうだ。

大事な予定だったら忘れないし、

どうでもいいことは忘れる。


 

いたってシンプルなやり方

だが、まったくその通りで

理にかなっていると思う。


 

小飼氏の話によれば、

メールを書き忘れる程度の

小さなミスはあるが、

人生が終わってしまうような

トラブルは起こらないという。


 

そのとおりだと思う。

人生が終わってしまうトラブル

など、めったに起こらない。


 

たとえ会社に数億円の損失を

出したとしても、困るのは

会社である。クビを斬られた

としても自分の財産は

守れるのだから、人生が終わる

ほどの話ではない。


 

取引先との商談を忘れて

いたとしても、それで契約を

取れないのなら、もともと

たいした商談ではなかった

のだろう。


 

この先、第二の人生を歩む

にしても、さまざまな障害は

避けられない。


 

趣味の世界であっても、

通いはじめた教室で

いざこざに巻き込まれたり

するのは、よくある話だ。

ご近所のトラブルでも、

最近はエスカレートして

殺人にまで発展したりする。


 

それは、毎日その問題ばかり

を真剣に考えているから、

余計に深みにはまって

しまうのである。


 

嫌なことは三秒で忘れて

しまえばいい。


 

趣味の教室で嫌な人がいるなら、

別の教室に通えばいい

だろうし、近所に苦手な人

がいるなら、接触を避ければいい。


 

面倒な問題に真っ向から取り組み

ぐらいなら、趣味の稽古に

打ち込むほうが、よほど

生産的である。


 

残りの人生の時間は、悩む

ために使うのではなく、

楽しむために使うべきだ


 



 


 


 


 


 

成毛眞「40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい」参照