先日着弾した、1/350スケールのUSSフレッチャー級駆逐艦の製作が始まりました。
最近は、製作意欲が迷走中で、つまみ食いばかりで仕掛品が増えまくっています。
表紙画像
現状。 昨晩はかなり時間を割いて、こんなところまで来ました。
今回製作するのは、とりあえず、トランぺッター製のThe Sullivans DD-537です。 USSフレッチャー級駆逐艦は第二次世界大戦中に大量生産されたために同型艦が多いのですが、なぜトランぺッターがDD-537をキット化したのか? 多分、NYに現存保存されているからだと思います。
最も多く発注された駆逐艦の艦級であり、1942年から1944年にかけて175隻が建造された。艦名については、1914年の米墨戦争時にベラクルス上陸を指揮し名誉勲章を受章したフランク・F・フレッチャー提督に因んでいる。
フレッチャー級は従来のアメリカ海軍駆逐艦より大幅に大型化しており、航洋性・武装ともに強化されたことから大きな成功を収め、駆逐艦の標準とも言える艦級となった。
今回は、当然素組みではなく、ファイブスターモデル(中国)のディテールアップセットを使います。 エッチング部品が4枚の様に見えますが、台紙の裏表に貼って合って10枚位あります。
組み立て説明書はこんな感じで大判カラー写真が多くてとても見やすいです。 付属のDVDにはこのPDF版が高解像度で納められています。
こんな感じで、分かりやすそうですが、、、。 大きな問題もありました。(笑)
とりあえず、船体を展示するための台に合うように船底に穴をあけます。 もともと、このでぃずプレイ台は、ポントスモデルの宗谷用に作ったのですが、宗谷の方は仕掛品状態なので、とりあえず、フレッチャー級駆逐艦がお借りする事に。
船体が2個あるけど、グレーの一体成形の方はタミヤのフレッチャー駆逐艦です。 当初、当時進行しようかと思っていたのですが、ディテールアップセットが入手難なため中断しました。
こちらは、トランぺッター製。 喫水線で分割されています。 鉛玉を適量いれています。<=ここ重要! 無駄に目いっぱい入れる人がいますがね。
船体上下を接着中。 塗装の事を考えると、別々に塗装をしてから接着するのが簡単なのですが。
船体上下の接着は、ほぼ100%段差が出来ます。 なので、塗装前にガッチリ接着して上面の段差を取り除きます。
それと、ほぼ80%の艦船模型は艦首部分にヒケが出来ます。 ここもシッカリヒケを埋めてやります。
ファイブスター製のディテールアップ部品を使う場合、全ての甲板上の接着用穴は埋めます。
たまたま、タミヤ製の甲板をトランぺッター製船体にのせてみたら、ピターリハマりました。 若干の隙間も出来ますが、ほぼ誤差の範囲です。 すげ~、恐るべしタミヤ!!!
ちなみにこれがタミヤとトランぺッターの比較。 流石にタミヤの方がモールドがしっかりしています。
船体上下の接着後、段差がなくなるまで削りまくって、ある基準線を引き始めました。 喫水線も一応ケガいておきます。
基準線を残しながら、こんな感じでナイフで表面に凹をつけています。
艦首、艦尾を重点的に。 船体中央付近は軽くひっかいている程度です。 なんでこんな事しているのでしょう????
アマゾンJPでカスタマーレビューをアップしています。 トラフィックが少ないせいか、全くナイスがありません。 出来ましたら、帰りに立ち寄ってナイスをお願いいたします。
おまけ画像
実物の表面は結構、デコボコしているんですね。
現存されているThe Sullivansです。 やはり、船体はボコボコしていますね。