SIGMA 28-105mm F3.8-5.6 UC-III ASPHERICAL IF | tom-photo-lifeのブログ

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あまりSIGMAのレンズって持ってないんだけど、

そのうちの1本がAマウント用の28-105mm UC-IIIで、結構古いのに距離計表示窓がないって珍しいよね。←多分コストダウンが目的

 

ミラーレスは一般的に言えば実絞り測距だから、ファインダーを覗けば結果が分かるので、被写界深度が何メーターかなんてどうでも良いので最近レンズは省略されています。

 ※SONY機の場合「設定効果反映On」なら実絞り測距です。

  ただし、F値が大きすぎる場合はそのカメラがAF可能なF値で測距されます。

 

  OFFの場合は、最も測距が早くて正確な結果になる様に絞って測距します。

  使用状況によって絞り値は不確定。

 

 [補足]Aマウントレンズの場合は開放測距なので

  「絞りプレビュー」か「撮影結果プレビュー」確認できます。

  絞りプレビューは絞りのみの結果で、

  撮影結果プレビューはDROなど実際に撮影されるプレビューになります。

 

1999年
12群13枚
絞り羽根7枚
最短撮影距離0.5m
最大撮影倍率0.18倍

 

焦点距離とF値はこんな感じ

28mm F4

35mm F4.5

50mm F5

80mm F5.6

105mm

 

レンズにわざわざASPHERICAL(非球面)って書いてるって時代を感じますね(笑

 

 

ここ最近105mmを含むレンズを試してるけど、一番綺麗に写るのはこのレンズかも。

 

MINOLTA AF ZOOM 35-105mm F3.5-4.5 New(1988年)は、これより10年も古い。

MINOLTA AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5 (D)(2000年)は、これより1年後だけど、やっぱ24mmスタートで設計的に無理してる。

 

このレンズは、スペック的に無理のない設計って感じで上手くまとめた感じがします。

 

28mm、F4、1/640、ISO100

 ※F3.8と言う設定にはできなかった。

ワイド側は糸巻き歪曲収差、周辺光量落ち、フリンジ、周辺解像力低下は出るけど、現像補正は容易で写りが良いって印象。

 

28mm、F4、1/800、ISO100

こう言うシーンは古いレンズだとフリンジが盛大に出るけど、補正で簡単に消せるので光学設計的にはかなり優秀だと思う。

 

105mm、F5.6、1/250、ISO100

テレ側は樽型歪曲収差で、ワイドに比べると周辺光量落ち、フリンジ、周辺解像力低下は少ない感じ。

 

メチャいいレンズとは言わないけど、α7R IIIでも十分使用に耐えるレンズでおまけに275gとメチャ軽いので、マウントアダプタが必要ってのだけが残念ですね。