今年(2012年1月)からツーリングの動画撮影を始めました。ツーリングの動画撮影を始めたきっかけは、元旦ツーで知り合ったツー仲間の一人が「ツーリングの動画は思い出に残りますよね、大きいスクリーンで見たらジーンと来ましたよ」と聞いて、私も今のツーリングメンバーとの思い出作りに動画撮影を始めてみました。
以下は、2012年3月時点の私のビデオ編集におけるストーリー構成を記載しています。
動画撮影と動画編集をはじめてみて、旅行やツーリングに出かけて写真をいくら撮っても1度しか見ない事がほとんどでしたが、最近では、編集した動画を iPadやiPod touchに入れておくことでいつでも気軽に見れるので振り返ってみる機会が増えました。
■撮影機材
ビデオ2台、デジカメ1台(カメラは身に着けてライディングしています。)
三脚
■素材別編集パターン
1)ツーリング参加者が撮影した「写真」のみを動画に編集。
2)ツーリング参加者が撮影した「写真」と私が撮影した「動画」を編集。
3)ツーリング参加者が撮影した「写真」「動画」と私が撮影した「動画」を編集。
■ストーリー構成
【メイキング編】
再生時間の目安:2分程度
概要:撮影機材、撮影方法、編集方法などを紹介
【オープニング画像】
再生時間の目安:30秒程度
オープニング画像(作成したパロディー画像など)
注意事項画像
20世紀 FOXのパロディーを作成してみました。
これは、フリーの3DCGレンダリングソフト blenderを仕様して作成できます。
作成には予め作成された「20世紀 FOX」blendファイルを取得してblenderに読み込むと時間短縮になります。
文字の部分は3DCGの知識がなくてもカンタン変更できます。
動画生成には、レンダリングされた一コマ毎の画像を600枚生成する必要があり、その部分に半日ほどの時間を要しますが、そこまで出来ればすぐオープニング動画の作成まで間近です。
動画にすると約20秒になります。
BGMにファンファーレを合成するとさらにそれっぽくなります。
WARNING画面もあるとさらにそれっぽくなり楽しめます。
Windows ムービーメーカーでは文言を自由に合成できます。
【集合編】
再生時間の目安:2~3分程度(集合人数によるが 16人~50人を想定した時間)
概要:⇒参加メンバーの確認
忘れ物、ドタキャン、集合場所でのお見送りなど、軽微なトラブルは思い出としてとくに面白くなります。
参加者のバイクを撮影しておいて後で見たり、エキゾースト動画だけ集めるのも味があります。チャプツー等で50台以上集合した場合は周囲を歩いての流し撮りしかできませんでした。
【往路編(1)】
再生時間の目安:4~5分程度(長いと見てて飽きるので集合人数に依存しない撮影方法を模索中です)
概要:⇒高速道路走行時の各マシーンの動画を楽しむ。
撮影方法:カメラは1~2台のバイクに装備している。
撮影方向:斜め後方にカメラを向けます。最初の進行方向が東だとフロントフォークが反射して良い絵が撮れます。
撮影者の心構え:とにかく安全運転第一です。
被写体の心構え:カメラの前を通行する際にだけ意識してもらうと後でよい結果を生むますので集合時に声をかけておくと良いと思います。
チャプツーの場合、人数にまぎれて撮影者が解らなくなるので撮影者のライディングウェアも遠目でも解るぐらいの派手なウェアの方が良いかなと思います。
【往路編(2)】
再生時間の目安:4~5分程度(長いと見てて飽きるので集合人数に依存させない工夫が必要)
概要:⇒高速道路走行時の各マシーンの動画を楽しむ。
※素人撮影の為、不足の事態に備え2度撮影しておくようにしています。
※往路編(1)と同じになる場合は使われないデータとなりますが、往路編(1)によりメンバーがカメラ慣れしてくるので以外と被らない面白い映像になります。
【往路編(ワインディング)】
再生時間の目安:3~4分程度(見せるポイントを絞る工夫が必要)
概要:⇒ツーリングの醍醐味であるワインディング走行の風景を楽しむ
こでは、バイクで桜のトンネルをくぐってる様子、渓谷の間を走ってる様子、すれ違うバイクの様子、道路際で手を振るバイク見物者の様子、前後のバイクのコーナーを曲がる様子、マフラーやステップを擦っている等、後で見ると興味深い映像がたくさんあります。
【オプション編(歴史遺産等の見学、風呂、買い物)】
概要:建築物を見学したり、自然のイオンを浴びて元気を取り戻す様子も面白いですネ。
【食事編】
概要:本日のツーリングの満足感が一番確認できるシーンです。
参加者の表情が一番写るシーンなのですがツー初参加者が撮影すると失敗しやすいシーンです。ここでは被写体となる参加者の誰もが知っている人物が撮影する方が笑顔の良い絵が撮れるようです。
【帰路編】
概要:帰路のワインディング下りを後方から撮影したり、高速道路走行を逆光を利用して撮影すると味がでます。
【おまけ】
概要:たまたま映った面白映像など
■回を重ねる為の工夫
回を重ねると前回との違いが判らなくなる可能性(大)で飽きてくると思います。
その日のツーリングの目的と特徴を判りやすくする必要があると感じています。
例:
ツーリングタイトル
タイトル画像(レーベルを作成した場合も同様)
インパクトのある排気音の編集
撮影アングル
時事
季節感
■動画を残せて良かったと思う出来事について
今年(2012年)、一緒にツーリングして、一緒に食事したハーレー仲間の一人と永遠に会えなくなりました。
彼のハーレーはご家族の方は処分しないで、そのまま残すそうです。
ご家族との面識はありませんでしたが彼と一緒にツーリングに行ったときの思い出の
写真データや動画データをご提供できればと申し出てみたところ
後日、知人経由で動画を見てもらえた事や、ご子息が、これから大型自動二輪免許を
取得予定であること、習得した暁には彼のバイクに乗るつもりあることなど、いろいろお知らせをいただけた。
■動画編集の大変なところ
ビデオカメラには32GBのメモリーカードを使用していますがカメラで撮影した動画は容量が
大きく数回のツーリングデータで私の手持ちのパソコンは動かなくなる程で動画を作成したら
さっさと素材を消去しないといけない状況になっています。
また、動画データを操作してサクサク動作するようなパソコンは、ハイスペックが要求され、また結構な
値段がしますので時間を無駄にしない為にパソコンを買い替えるか、ハーレーのカスタム費用に費やすか
悩みどころとなってしまうのでほどほどが良いようです。