100年の歴史を持つ「浅草千束通り商店街」。
雷門や仲見世からは少し離れますが、それだけに喧噪から離れ、独特の風情が漂う町です。
商店街には、浅草寺周辺の有名な店に優るとも劣らない、隠れた名店がたくさんあります。
その中から、個人的にオススメのお店をご紹介します。
浅草で昼食や夕食をされる方、テイクアウトでお食事をされる方、混み合って、しかも値段の高い有名店よりも、千束通り商店街のお店をぜひご利用ください。
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◎お食事なら
「デンキヤホール」
商店街入口から100メートルほど先に行き、「浅草三丁目」交差点を渡った右側にある軽食・喫茶のお店。
商店街が出来た頃から100年以上の歴史があるのだそうで、店内もレトロな雰囲気です。
名物はこのオムマキ。
卵焼きの中に焼きそばが入っています。
もともとは本当に電器屋だったそうですが、初代店主が大阪に行った時、焼きそばを卵焼きでくるんだ食べ物に出会い、「これをぜひ、浅草に」という思いから家業そっちのけで研究を重ねた結果できたのがこれだそうです。以来100年、その味を守り続けています。
こちらも、テレビで紹介された100年の伝統の味です。
甘いのはちょっと、という方は、下の写真あすきオレもオススメです。
「三楽」
やはり商店街入口から約100メートル、「浅草三丁目」交差点の手前、左側にある魚料理店。
入口にフグの水槽があって、実際フグ料理もあるのでちょっと敷居が高そうに思えますが、ランチは900円均一。魚市場から厳選された食材を味わえます。
写真は「さしみ定食」。
魚料理店ですが、食後にコーヒーがつくのもユニークです。
「鮒忠」
商店街入口からは少し歩きますが、こちらも伝統店。焼き鳥屋さんです。
「浅草四丁目」交差点を越え、さらに行った左側にあります。
何と、串に鶏肉を刺して焼く「焼き鳥」という食品を日本で初めて開発したお店なのだそうです。
写真は5本の盛り合わせですが、味が絶妙なだけでなく、これで結構、満腹になります。
ランチタイムは定食もあり。豪快に焼いた鶏肉が魅力です。
焼き鳥はテイクアウトもできます。お弁当もありますので、ぜひ。
「鈴音」
お時間とお財布に余裕のある方はこちらへ。
商店街の一番奥にある、うなぎ屋さんです。
最近改装したばかりという店内。
うな重のうなぎはとろける柔らかさ。
ゆっくり味わうつもりでも、一気に平らげてしまう美味しさです。
◎スイーツなら
「Bellenote」
商店街入口から約80メートル、「浅草三丁目」交差点の手前にあるスイーツ店。
ベルギーでシェフをしていたというオーナーさんのつくった洋菓子の美味しさは最高。
モンブランは、自由が丘のモンブランとはまた一味違って、栗の味がきいています。
外側カリカリ、中はふんわりの食感と上品な甘みは、ぜひ一度味わって頂きたい逸品です。
他にもケーキ・クッキーなどが豊富にございます。
「八千代堂」
商店街入口近くの左側にある和菓子店。
本店は合羽橋にあるそうです。
写真は焼き団子と豆大福。
お団子の方は昔ながらの素朴な味と焼き加減が魅力。
大福は丁寧に作られた上品な甘みが絶妙です。
他に「カッパどら焼き」「バナナマドレーヌ」などの焼き菓子もございます。
※千束通り商店街の名店は、他にも多数ございます。
この記事に随時、追加していきます。
それぞれのお店の場所など詳細情報はコチラ、千束通り商店街ホームページをご覧ください。
http://senzokudori.com/?page_id=5
普段は無料の休憩スペース、イベントの際にはライブ会場にもなる浅草千束通り商店街「奥浅草お休み処」への行き方はコチラです。
http://ameblo.jp/tom-i-logbook/entry-12093775734.html