東京都の三回戦をレビューしてみましょう。
三回戦の一番のサプライズは、都立青山 対 大東文化一高の一戦である。58-14の衝撃的青山の勝利だった。得失点差44点は、トライ数で6トライプラス6ゴールでも届かない点差。これは圧勝と言って良い。かつて本郷との史上最後の東京決戦を制して日本一になった、あの大東文化一高がである。これは、大東文化一高が弱体化したから負けたの一言では済まされない負け方である。
都立青山は強い!秋の花園予選でも、明大中野を追い詰めたそのチーム力は、たとえ花園に行った本郷であれ、要警戒である。私は次の本郷戦で、その実態を確かめてきます。
東京高校 対 早稲田学院の戦いは、85-0と東京高校が勝利。得失点差85点は、本郷に次いで2位の成績。次の久我山戦で、その真価が問われる試金石の試合になるだろう。
國學院久我山 対 明大中野八王子の対戦は、45-19と26点差で勝利。完封できなかったのは、気がかりであるが、4トライ3ゴール差は盤石な試合運びと言えるだろう。
東京の第1代表で花園に82年ぶり出場した早稲田実業 対 東京朝鮮高級学校の対戦は、激戦となり、21-14のワントライ、ワンゴール差の薄氷を踏む勝利だった。今年も東京朝鮮は上位を脅かす存在になりそうである。
早実と次に対戦する成蹊高校は、都立葛西工業と対戦して70-7と三回戦で4番目の高得点を叩き出し70-7で勝利。次の対戦が楽しみである。
明大中野 対 都立狛江の対戦は、38-0と明大中野が完封。得点力はさほどでもないが、完封した事は評価に値する。次の目黒学院戦が試金石となるだろう。
目黒学院 対 都立府中西の対戦は、74-12と目黒学院が圧勝したが、都立高相手に2トライを許したディフェンスに課題がありそうである。明大中野戦は、接戦になるだろう。
第1シードの本郷は、90-0で合同Cチームを完封しているが、本当の試金石は、次の都立青山戦であると見ています。大東文化一高を圧倒したチームにどのように対するかが見どころとなる。
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