トムのブルース

トムのブルース

NO FUTUREな飼い主と、敏捷性に欠けているアビシニアン“トム”のブルース。トムさんは旅立ってしまったけれどブルースは鳴り続ける。




気付けばまた4ヶ月くらい放置してた。

よく便りがないのは良い便りなんて言われるが、

フラれる前、コロナ禍前みたいにライブに行ったり飲みに行ったり、タバコは吸わないのにシーシャバーにハマってほぼ毎週通ってたり、

インスタで知り合った人のお店にも行ったり、

何年も通ってるお店のリニューアルオープン前のプレオープンにも参加したり、自分にしては結構活発に動いてはいたと思う。



この4ヶ月で行った大きなライブはZAZEN BOYS、

岡村靖幸と斉藤和義のユニット岡村和義。


久しぶりのZAZEN BOYSはやっぱり音がとんでもなくすごくて、

CD音源じゃ満足出来ない体にされ、ここからまたライブ熱が再燃したのに結局取れたのは岡村和義だけ。

せっちゃんは多分三度目くらい。

岡村ちゃんは生で観るのは初めてだけど、多分小学生の頃からずっと耳にしている。

2人とも60近いのにめちゃくちゃセクシーでかっこよくて、

登場して来ただけで涙が出てしまった。

ライブの内容もオリジナル、それぞれの曲、カバーとバランスが完璧で、

多分一番盛り上がったのはあの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう。

せっちゃんのライブはもちろん、次の岡村ちゃんのライブも行きたくなった。

あのキレッキレのダンスがまた観たい。















マッチングアプリの方は全くだめで、マッチングはまあまあするものの、30代までと違って

もう会う事すら叶わず無駄にお金を使って自己肯定感をひたすら下げただけだった。

ほんとたぬかなさんの言う通り。



今はシーシャバーで若くてかわいい店員さんとシーシャの話をしている時間が癒し。

深夜行くとほとんど男の店員でなぜかそっちと仲良くなってしまったけど。



そして昨日はトムさんの命日。

4年が経ち、悲しいかなあんなに好きだった匂いも思い出せなくなってしまったが、

未だに寂しいし会いたくてたまらない。




こうやってざっとこの4ヶ月を振り返ると、

1人でも楽しくてそれなりに充実した時間を送れていたかもしれない。

これを共有できるパートナーがいたら最高なんだけど。


また寂しくなったので懲りずにマッチングアプリを触りそう。

この写真が載ってるアカウントをどこかで見かけたらよろしくお願いします。






気付けばもう振られてから1年半が経った。

もう元カノの事はかなり忘れてしまったが、人の気持ちが冷めていく時の恐怖や残酷さだけは未だにフラッシュバックして泣きたくなる事がある。

昨年はそんな不安定な状態だったせいか、振られて仕事もあんまり頑張れなくなった上に楽にお金を稼ごうとギャンブルみたいな投資をして500万くらい溶かして誰にも言えずずっとひたすら憂鬱に過ごしてた。

年末までに大分立て直せたが、よく生きてられたなと思う。

猫ちゃんたちがいなかったらこの世を去るとどめになってたと思う。

あとは昼間の仕事でどうでも良い会話をしてくれる元ギャルの奥様とか台湾の子とか。



僕はまだ生きたい。

それに性欲も高校生の時と変わらないくらいある。

出来ればまたあのくらい好きになれる人と出会って手を繋いでデートがしたい。

そんなわけでいつまでもこんなでは行けないと思ってまたマッチングアプリを触り始めた。


未婚のままこんな年になりながらも婚活という言葉にはかなり違和感があって気持ち悪いと思ってしまう。

なので寂しさだけでもどうにかなったらと不健全な人が集まるtinder。


すぐ会いに行けそうな圏内で20代後半から50代まで。自分が40代なので±12くらいで。

シンママさんでも気にしないしむしろ応援したい気持ち。

ぽっちゃりもかわいい子はかわいいからぽっちゃりも良い。

実年齢より10歳若く見えるなんて当たり前の時代。

周りにも50代でキレイでもし付き合えるなら付き合いたい人がちらほらいたからそんな人がいたら。


これだけゾーンが広ければ誰かしらとは会えるだろうと思って

期待に胸を膨らませながらちょっとでも良いなと思ったらLIKEをしまくる日々。

3日ほどで19人の方からLIKEをしていただいたが無課金なのでどんな人か見えない。

どうせ投資詐欺かマルチのやつだろうと無視してさらに3日ほどLIKEだけする日々。

誰ともマッチしない。


聞こえてくる粗品さんの声。

「お前の事誰が好きなん?」


こうなると一縷の望みにかけてLIKEしていただいた方から攻めるしかない。

tinder GOLD 1週間2,500円課金。


おそらくマッチングアプリやりすぎて心が荒んで自己紹介に攻撃的な事書いてる人。

実年齢より10歳若く見えるなんて当たり前の時代におばあちゃんみたいな年下。

明らかなP活女子。

コンカフェとかガールズバーの営業兼ねてる人。

こんなとこで友だち作りたいとか言ってる訳のわからない人。

既婚ですとか彼氏ありですとか書いてある悲しい気持ちにさせる人。

自己紹介なしで食べ物の写真とかしかない人。


案の定普通に会話出来そうな人が1/3くらいしかいなかった。


マッチングアプリのこういう過程がしんどいことを今更思い出してため息が出てきた。

一回抜いてほんとに寂しくて誰かと会いたいのか考えよう。

ただムラムラしてるだけかもしれない。





最近のうちの猫ちゃんたち。






























うちの猫たちは相変わらずかわいいし、

僕のことを好いていてくれてるのをビシビシ感じる。







インスタで最近よくこの動画が流れてくる。

「君の名前で僕を呼んで」の頃だから5年くらい前の動画。

失恋して傷ついたり苦しむのは正しい事だとこの名前の響きまで美しいイケメンは言う。

それでこれを観てみんな「そうだよな、だから傷付くのが怖いからって恋愛しないのは馬鹿だよな」って感じで引用してる印象。


分かるし、また好きな人が出来てああいう毎日幸せな気持ちになれたらいいなとは思ってるけど、

一年以上経った今でも、宇宙一好きだと思ってた人に他に好きな男が出来て、

その途端に彼女の中で自分がただのキモいおっさんと化した時のショックが未だに克服出来ていない。

もうあのつらさは味わいたくない。


最近そんな事ばかり考えてつらいせいか

今まで大して興味を持たなかったテンガの広告に惹かれた。

いわゆるオナホールと呼ばれるものは昔買ったことがあって、しかもわりと高級なものだったため、

テンガはただのジョークグッズの域を出ないものとバカにしていた。

しかしこのスピナー。

なんて気持ちよさそうな動きをするんだろう。

しかも安い。

僕は迷う事なく(いや、スピナーでも色々種類があって刺激や硬度のパラメーターには迷ったが)購入した。

性欲さえ解消すれば変に女性に固執する事もない。

賢者モードでも人を好きになれたらきっとその時こそ新しい恋の始まりだ。


猫ちゃんたちに釣られてこのブログを読んでしまった人には唐突なおっさんのオナニー話ですまないと思う。

僕は小4で初めてオナニーを覚えて以来この年になってもほぼ毎日オナニーはしており、最近も週10回以上はしている。

そうする事で誰も傷付ける事なく紳士的に生きられるのだ。

今は恋愛よりオナニーだ。