おはようございます、
紙太材木店の田原です。

すっかり夏モードになりました。
少し体を動かすだけで
汗が噴き出てきます。

パリの猛暑
先日ニュース
​で
歴史的建物の屋根の大半が
亜鉛鉄板で葺いてあることで
室内が高温になっていると
報じていました。

一般的に日本家屋でも
2階は1階に比べ
暑い家が大半です。

エアコンで冷房していても暑い理由は
2階の天井からの輻射熱です。

屋根裏が高温になって
その熱が天井面(プラスターボードとクロス)を
裏から熱くします。

その結果、
熱せられた天井面からの
赤外線が人に到達して
暑くなる。

これはいくら冷房で
室内の空気を冷やしても
防ぐことはできません。

簡単な例で解説すると
冬、気温が0度の時
屋外で焚火をしていると
焚火に向いている顔や
手は暖かくなります。

焚火と顔の間の空気は0度でも
暖かく感じるんですね。

それは焚火からの赤外線が
顔や手を温めているからです。

夏の2階の天井を
焚火に入れ替えると
お分かりいただけます。

いくら室内を冷房して
空気をキンキンに冷やしても
天井面が熱せられて高温(30度程度)なら
熱を感じます。

体感温度は乱暴に言えば
室内の気温と
床、壁、天井の表面温度で
決まります。

壁や天井の表面温度が高ければ
暑く感じることになります。

この壁や天井の表面温度を
下げるには
断熱材を厚くするしかありません。

では、
天井の断熱材
どれくらいの厚さにすればいいか?

体験的なお話をしましょう。

10年ほど前
工務店仲間の間で
自宅を新築して
そこをモデルハウスにすることが
よくありました。

勉強会などで
お互いの家に研修に行ったとき
自宅を訪問先を比べるわけですが

当時、屋根の断熱材を厚くするため
屋根の垂木をツーバイフォー材の
210(ツーバイテン)で施工することがありました。

この210材の幅は235ミリ
約23.5センチあります。

当時は大手HMでも
屋根や天井の断熱材は
100ミリ程度が普通の時ですから

235ミリと言うのは
ほぼ倍以上の厚さがあり
そこに一般的なグラスウールではなく
高性能グラスウールを
取り付けますから

Ua値的にもこれなら十分と
していたんですね。

その、210で断熱していた仲間が
屋根を300ミリで断熱した家に
勉強会で言った時の言葉が

「明らかに自分の家の2階と
感じる暑さが違う」

と言うものでした。
それも一人ではなく
210で断熱していた
2.3人が同じように言っていました。

屋根や天井からの
赤外線による輻射熱は
エアコンでは防ぐことはできません。

 

もちろん、壁からも
輻射熱がでます。

比べて体感することで
初めてわかりましたが
Ua値などの数値だけでは
この違いは分かりません。

屋根や天井の断熱材の厚さ
新築やリフォームをお考えの方は
参考になさってください。

 

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