おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨夜は
お湿り程度の雨でしたが
明日は本格的に
降ってきそうな予報が出ています。

雨が降らないと
土場の草が生えませんから
草刈りしなくても助かるので
ありがたいのですが

2週間以上降ってませんから
流石にもう降ってほしい気分です。

ただ、雨が降ると
夏休みは草刈りに・・・

昨夜はKKBのZOOMで
「エコハウス大賞|最終審査会対策MTG」

9月に開かれる最終審査​で
今年のエコハウス大賞が決まりますが
KKBでも
応募していた工務店や
設計事務所がありました。

事前審査の段階で
討ち死にしたところもあるのですが
最終審査に残っている工務店も
何社あるので

その最終審査のプレゼン対策と言うか
何を、どう伝えたらいいか?を
ワイワイ言いながら
話しました。

求められるのは
プレゼン力と言う
日本人が一番不得意なものの一つ

いくらいいものを建てていても
伝わらなければ
無いのも同じ

建物自慢
デザイン自慢
性能自慢ではなく

それをひっくるめた
社会的意義なんてところまでを
上手にプレゼンする必要があります。

大賞を取ろうとすると
そんなところまで求められますが

新築を検討される方が
様々な工務店やHMを訪れる中で
担当者に聞くべきことの一つは
性能やデザインや価格ではなく

なぜ、どうして
その家を建てているのか?
と言う本質的な問いです。

その上で
なぜその材料を使っているのか
なぜそのUa値なのか
なぜその断熱性なのか
なぜその耐震性なのか
なぜサイディングなのか
なぜガルバリウムなのか
なぜ木造なのか
etc・・・

最初の本質的な問いと
その後に聞く個別の問いに
整合性があるかどうか

住宅は個人資産であると同時に
社会資産でもあります。
これから建てられる住宅は
構造的には50年以上
いまの欧米と同じくらいの寿命があります。

それは建てられた方の
お子さんやお孫さんの代まで
残ることを意味します。

次の世代にどんな家を残すのか?
負債になるような家では
残された世代は大変です。

一昔前の家に対する考えは
自分のお金で借金して建てるんだから
どんな家を建てようと自分の勝手
自分が死んだ後は
野となれ山となれ・・・

そんな負債になった家の多くが
空き家になって
今や何百万戸もあります。
残念なことに
空き家は今後更に増える見込みです。

これから家を建てる方は
最低限、長期優良住宅
最低限、断熱性能等級6
でしょうか。

でもその前に
ご実家の終活も考える必要があります。