おはようございます、
紙太材木店の田原です。

いよいよ梅雨入りの様で
小雨が降っています。
本日は夏至ですが
さて、一日の長さを体感できるでしょうか。

幸い午後は晴れる予報ですから
夕方何時頃まで日が差すか
日没の時のお日様が
どこに沈んでいくか

あるいはもし日が差していたら
お昼の12時に太陽がどこにあるか
覚えておいてもいいかもしれません。

夏至の時の太陽高度は
日差しを避けるための
庇や軒の出幅を決める時に利用しますが
実は一番暑い盛夏は
まだ先です。

つまり、
夏至以降の太陽高度は
これから順次下がっていくわけで

住まいを設計する時には
一番暑い8月半ば頃の太陽高度や
強烈な西日が差す時間帯の
日差しがどっちの方向から来るのか
意識する必要があります。

最近は便利なアプリがあって
スマホで任意の場所や季節や時間の
太陽の位置を確認できます。

冒頭の写真は
ストリートビューですが
ARカメラという機能を使うと
敷地の中まで入っていくことができます。

つまり、
建物が建つ予定の土地の
居間のあるところに立った時の
太陽の位置も分かります。

ホームズ君の
日当たりシュミレーションでも
分かるのですが
現地に調査に行った時の
最初のインスピレーションというか
感覚と言っていいのか
設計に入る前の段階での
調査の一環で利用できるんですね。

冬のお日様の有効利用と
夏の遮蔽
きちんと設計できていれば
暖房負荷や冷房負荷は
小さくなります。
つまり、暖房代や冷房代が
ロハで安くなりますから
利用しない手はありません。

Ua値や断熱性能等級には
反映されませんが
暖房代や冷房代には
大きく影響します。