おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨日は久しぶりに
名古屋の住設機器の
ショールームに行ってきました。

SRは岐阜へ行くか名古屋へ行くか
ケースバイケースですが
岐阜だと各社のSR巡りが
移動距離や渋滞など気にせず
廻れるので楽チン
名古屋は少しの移動距離でも
なぜだか時間がかかってしまいます。
(田舎者?)

TOTOの大名古屋ビルヂングのSRは
エレベーターを探して
地下を一周・・
(地下からの直通エレベーターはありません)

SRでは
各社の担当者から
水回りの設備機器の案内と説明を受けます。

主に、ユニットバス
キッチン、洗面化粧台やトイレですが
造作で制作することが決まっていても
一通りの説明をしていただきます。

住まい手の方を案内した時
担当の女性が説明をしてくれるのですが
実は優秀な女性は名前を憶えておいて
指名します。
例えばSRの予約をする時
TOTOの岐阜なら〇〇さんで
お願いしますと言う具合です。

ただ、この人はというような方は
あまりいませんし
年月が経つと
予約時に指名すると
退職しました、なんてことも・・・

さて、
今回訪れたウッドワンの
SRの担当者の解説は秀逸でした。

住まい手の方と
席について自己紹介された時
手持ちの分厚いカタログが
ボロボロだったので思わず、
年季の入ったカタログですねと。

よく見ると2023年版で
来月2024年版が来るとか。

英語の辞書でも
ボロボロになるには
随分時間がかかりますが
1年ではなかなかなりません。
ネームが張ってありましたから
社員の使い廻しではなさそうです。

商品知識であれば
どの担当者も社内研修などで
勉強させられますし
ロールプレイもしてるはずです。

カタログにも書いてありますから
その先は本人次第のところがありますが
住まい手の関心や
興味は様々ですから
そのすべてに答えようとすると
基本はやはりカタログからの
商品知識の徹底と言うことになります。

その担当の方の凄かったのは
その商品の設計思想まで
伝えてくれたことです。
一般にキッチンに使う
IHや食洗機、あるいは水栓などは
自社のものではなく
他のメーカーのものとなります。

そうなるとどうしても
表面的な説明になり勝ちですが
そこが違いました。
加えて、話の組み立て方が上手い。

住まい手のご夫婦と
4人で聞いていたのですが
一同思わず唸ってしまいました。

ウッドワンが最初でしたので
その担当の女性の説明を聞いた後に
残りの各社を回りましたが
・・・・。

住まいでも
1種の全熱交換機だから
トリプルガラスだから
G2だから
断熱等級7だから
耐震等級3だから

そう言った表面的なことは
確かに魅力的かもしれませんが

その目的は何か?
本質は何なのか?
なぜそれなのか?
確認する必要があります。

会社から言えと言われただけだったり
他の会社がするからウチもなんてケースや
そもそもそれがなんであるか
言葉だけしか知らない可能性もあります。

税金が安くなるというだけで
長期優良住宅を勧めるなら
眉に唾を付けて聞いた方がいいでしょう。