おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今日は快晴の予報ですが
どんよりした曇り空
多分、大丈夫でしょう。

昨日の朝、
石川県で筍が出荷されたと
TVで報じてました。
石川が?と言うことで
慌てて竹藪に行ってみると
既に1mほどになった筍が・・・

先週竹藪に行ったときは
無かったので
今更ながら、雨後の筍を実感した次第です。

昨日は
私の所属している建築士会の支部総会
支部長をしてましたが
昨日でお役御免となりました。
2年間でしたが
ようやく肩の荷が下りたような気がします。

行政や消防をはじめ
関係する機関の方をお招きし
祝辞や挨拶をしていただきます。

民間の審査機関の代表者の方が
挨拶の中で人口減少について
述べられていました。

簡単に言うと
人口が減っていく

(2040年、岐阜県は210万人→166万人)
イコール家を建てる人が減少する
私の会社は
家を建てる時に出す
確認申請の受付が業務
つまり、これから
新築の仕事がどんどん
少なくなっていくが
全体を見ると
HMの仕事量はそれほど落ちていない

地場の工務店や
設計事務所の仕事の
落ち込みが顕著
ここにおられる皆さん
頑張ってください。

そうなんですね
ある意味、
いい加減な家を建ててきた会社は
退場していただく時が来たんですね。

一方、
大手のHMなどは
性能については
国の基準をしっかり守ります。
それは当然のことですが
同時に、突出してそれ以上のことはしません。

つまり、
生産性の向上というのは
最小限の投資で最大限の利益を得る事
基準や等級があれば
その範囲の中で
できるだけ少ない原価で
できるだけ大きな利益を上げることになります。

断熱性能等級4が最高等級であった時代
HMの担当者や営業マンが
これじゃ、ダメだから
もっと断熱性能を上げてあげたいと言っても
組織の中のルールでは認められません。

ですから
国の基準が変わらない限り
大手はそれを越えて動くことはありません。

さて、
今だけ金だけ自分だけの
工務店や設計事務所、HMは論外ですが
基準を良くも悪くも
越えていけないHMと言うこともできます。

ただ、時代の流れを見ていると
法律や各種の基準や規制は
どうしても遅れがちになります。
特に日本は

そんな時代の流れの中で
どんな家を建てるのか?

誰かに聞けば
誰もがそれぞれ自分の立ち位置で
こんな家がいいですよ、となります。

と言うことは、
将来を見据えた家を建てるなら
自分自身で勉強する以外ありません。

耐震性については
4号特例は縮小されますし

長期優良住宅の耐震性は
従来の等級2から
等級3に引き上げられました。
(等級2で認定された家はどうなる?)

断熱性も新たな等級5.6.7が出来て
来年には等級4が義務化されますし
その数年後には
更に引き上げられることが
決まっています。
(一昨年までの断熱性能等級の最高等級4で建てた家はどうなる?)

 

勉強と言っても
これらの国の動きを見ていれば
それほど難しい勉強をする必要はありません。