おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨夜は久しぶりに料理で
ベビーバックリブのBBQ

簡単に言うと
小さい背中側のスペアリブ

焼く前に蒸して
バーベキューソースを
何度か塗ってオーブンで
仕上げたのですが
最初から上手くいくはずもなく
今回はオーブンの温度設定が
少し高めだったようです。

今回の経験を糧に
次回は蜜汁叉焼のソースも使って
チャレンジしたくなりました。

アメリカンなバーベキューソースと
中華の蜜汁叉焼のソース
どっちが美味しいか?

さて、
全館空調講座はできるだけ費用をかけない
つまり、主催者の考えで
有料の会場はできるだけ使わず
参加者のモデルハウスや
お引渡し前の会場をお借りして
実測するのが通例です。

前半は座学
その後は実戦と言うことで

今月は
鳳建設のお引渡し前のお住まい

来月の会場は
一旦、座学のウインクあいち

その次は
夏見さんの自邸
その次は紙太材木店での開催・・・・(*_*)

毎回、講座の後は
お酒の好きな主催者の
懇親会がお約束ですが

さて、紙太材木店の町には
居酒屋なるものが無い訳で
隣町の可児市や美濃加茂市では
時間がかかります。

最寄りの駅は高山線の中川辺駅で
普通しか止まりません。

名鉄は新可児、今渡駅なれど
今月から名古屋からの直通急行は廃線
犬山で普通に乗り換えである。
もちろん最寄り駅からは
タクシーか誰かが迎えに行く

高山線は名古屋からの特急ひだがあるから
美濃太田までは何とか来れるが
自動車での迎えは必須

遠くは福島、石川、横浜、大阪、愛媛等
来るだけでも大変

さて、どんな懇親会せい言うねん

もし、やるなら
手作りでやったろうかなどと
考えている次第

今回のベビーバックリブのバーベキューは
一応合格なれど
みんな、ホントにこんな田舎に来るんかいな?

来るなら来るで
来た甲斐があったと言われるように
しなければならない訳で
さて、どうしたものかと思案中・・・

空調講座で
実際の家やモデルを借りて
実測するのは
やはり座学では得られないものがあるから

伊礼さん設計の
モデルハウスの実測なんてのも(^^♪
ありますが
結果は・・・

さて、
今回のお話は窓

窓を開けると
新鮮な空気が入ってくるから
部屋に入ってきた空気が
抜けるように
対角線上にもう一つの窓を開ける

通風のセオリーです
確かにそうなんですが

ホントかな?
本当にそうなの?

事務所には
二つの入り口があります。
北側のエントランス
西側の通用口

エントランスと入口で
ドアを開けた時
空気がどのような動きをしているか?



外気は10.4度
室内は30度・・・
(薪ストーブを焚いているので)

外気の風速は
東の風、0.6m/sほどです。

北側のエントランス
ドアを開けた時の
上部の空気の動きは



外に向かって流れています。

では、下部は?



左側が室内で
そちらに向かって
勢いよく流れています。


西側の通用口はどうでしょう?

上部には実は
風鈴が付けてあります。




風鈴から中から外への
空気の動きが読み取れます。

同じ通用口の
下部はどうでしょう?



外から室内側への
空気の流れが分かります。

東の風、0.6m/sでも
北側、西側にあるドアでは
それぞれ一つのドアで
入ってくる空気と
出ていく空気があるのが
分かります。

この治具を使うと
どのあたりが入りと出の境界なのかも
分かりますから
重宝します。
(山持亜耕さんの秘密兵器です)

設計者は
空気や熱の流れを
目で見て、実測することが大事です。

卓越風が北西からだからと
平面図上に風の流れを書いて
こちらからこちらに抜けていきます
なんて説明もありますが、
空気は必ずしもそのように
動いてくれているわけではありません。

暖気や冷気と言った
空気の動きは
すまい手の過ごし易さに直結します。

床下エアコンだから
小屋裏エアコンだから
大丈夫と言うのは幻想です。