おはようございます、
紙太材木店の田原です。

流石に氷点下ではありませんが
1度台の美濃地方
快晴で気持ちのいい朝です、
花粉が無ければ・・

先日のブログで
新住協の中部東海支部の勉強会に
顧問の会沢さんが来られた話をしましたが
その後、関東支部の勉強会にも
行かれたとか
どんな話だったか
お伝えしていませんでしたが
二つの勉強会共に
自然温度差がメイン

関東支部の神長さんが
FBで話されてました。

このブログでも
何度も自然温度差の話しをしていますが
そのFBに北海道の山本亜耕さんが

「自然温度差って
適切に設計を行った断熱住宅なら
10度を越えるなんて普通じゃないですか」

そうなんですね、
紙太材木店でも
常に10度を越えるように設計しますが
新住協の勉強会でも
強調される部分です。

つまり、意匠、デザイン優先
外観の見た目を優先した設計
あるいは
単にUa値や断熱性能等級を基準に
設計すると
この自然温度差10度は無理です。

山本さんは続けて
外気温が0度で
室温を20度にしようとした時
無暖房の家なら
20度分をまるまる暖房設備で
賄わなければならないけれど
自然温度差が10度あれば
10度分を暖めるだけだから
暖房設備を小さくできる。
断熱住宅の特性は
まさにこの自然温度差と言う性能が高いことで
結果的にお金のかかりやすい全室暖房にも
有効になる。

自然温度差が4度や5度の家
断熱と日射を意識しないと
普通にあります。
たとえUa値や断熱性能等級が6や7でも
あるんですね。

だから新住協の勉強会で
何度も繰り返し
自然温度差のことが話されます。

床下エアコンであれ
一種の全熱交換であれ
全館空調であれ
どれもこれも
お金がかかります。

その前に
タダでいつまでも使える
自然温度差です。

 

自然温度差が良ければ暖房費も下がります。