おはようございます、
紙太材木店の田原です。

昨日は
東京ビッグサイトの
ジャパンホームアンドビルディングショー2023
パッシブハウスジャパンの総会とも
被っていてそっちに出てこっちとか
懇親会の後に合流とか
そこかしこで交流がありました。
ほとんどの方は帰りは午前様だと思います。
今朝は東大の赤門前に集合
前先生と井上先生を訪ねます。

さて、
昨日のビッグサイト
会場は広いんですが
そこかしこで知った顔や
久しぶりの顔に会います。

セミナーや対談も各所で開かれていて
前先生と岩前先生、
それにエネパス協会の今泉さんの
対談を聞いたのですが
その中で
今泉さんが面白い言い廻しをしてました。

カップラーメンカロリー理論と言っていいでしょうか。

住宅における断熱や気密は
食事で言えばカロリーのようなもので
生きていくうえで
必要なカロリーだけを考えれば
カップラーメンからでも必要カロリーを
摂取することができる。

でも、食事を
カロリーを摂取するためだけにして
毎食カップラーメンでは
味わいの無い、
楽しみの無い食事になってしまう。
食事はもっともっと
いろんな楽しみ方がある

住まいも断熱や気密は必要なカロリー
必須のカロリーだけど
それだけじゃないはずだけど
今の風潮はそっちに傾いている
と言うようなことを言ってました。

これは今泉さんのように
普段から高性能な住まいを
建てている人が言うことに意味があって
必要なカロリー(断熱や気密)も
提供できていない人が言うのとでは
重みが違います。

一般の方の中には
じゃあ、最低限必要なカロリーはどれだけ?
と思われる方もいると思いますが
3人の対談の中では
等級6が最低という話しでした。

必要なカロリーを満たしたうえで
食事を楽しむ。
楽しみ方は幾つもありますし
人それぞれです。
設計者と相談しながら
楽しい食卓を描いてください。

必要なカロリーも満たしていないのに
楽しみ方だけを考えるのは
本末転倒ということになります。