今月からささやかながら、『韓国文学を読む会』をスタートさせたのですが、
ちょうど、大阪韓国文化院で「韓国文学」の展示イベントをしていると聞いて行ってきました。
人もあまりおらず(数人)、涼しいし快適なので、思ったより長居しました。
梅田から歩いて行って少し疲れたので、順路は無視して
最初は座って作家のインタビュー映写を3名ほど眺めました。
以前、NHKハングル講座で教材となっていた『菜食主義者』のハン・ガン 한강さん
韓国語を話す声がすごくいいです。お勧め
youtubeにもあるかな?彼女の声・・・
ありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=b5HY9wvbXO0
韓国の方も「声を聴くだけでも癒される・・・」と書いてます。
https://www.youtube.com/watch?v=pTwNme9WEFs
あとは原本と日本語翻訳本を対比しておいてあるコーナーがあり
その場で自由に立ち読みができるのが良かったです。
公立図書館の本と違って、ほぼ新品なのが良かった。
川西図書館で韓国文学の翻訳本コーナーにはあまり行ってみたことがないんですが
今度見てみようと思います。
最近はポップな韓国文学も続々翻訳出版されていますね。
『死にたいけどトッポッキは食べたい』とか。
タイトルが印象的でした。
『アーモンド』も、タイトルで興味を引きます。
昔の文学ではやはり이상李箱ですね。
本人の写真をたくさん見ることができて、不思議な感じでした。
윤동주 同様、やはり日本滞在時に思想犯として捕まり、最後は結核で20代で死んだ…。
そのころの文学者は「日本語と韓国語の二重生活」
李箱は哲学的で難しくてあれを訳せる人はあまりいなかったと思うんですが、
1973年ソウル生まれ東京育ちの研究者が、日本語訳本を新しく出されているようでした。
*『李箱作品集成』(2006)崔真碩 は既に絶版だそうです・・・![]()
あとは戸田郁子さんによる金薫氏の翻訳本『黒山』。
同じく重厚な長編小説『土地』 の新訳本。
完全版(全20巻?)が刊行計画にあり、帰って調べたら2巻まで出版されたようでした。
1年に1冊でも20年かかる・・・。12巻まで出ています。すごい。
『本でつながる 韓国文学展示』 は明日までです。
大阪韓国文化院4階ギャラリー 無料 10時~18時
9月1日~12日(土)まで。
東梅田の次の中崎町が一番近いですが(徒歩5分)
阪急梅田駅 茶屋町出口からも歩けて徒歩15分ほどです。
ロフトとMBSの間の道をまっすぐ東・・・私はいつもこのルートです。
途中、古民家をリフォームした中崎町のエリアもあって、面白い所です。
大阪韓国文化院はもっとちょくちょく遊びに行く価値あると思いますね。
無料だし!
15年前に作った図書室カードはまだ使えるだろうか?
以前も書いてる大阪韓国文化院の記事
https://ameblo.jp/tolmengi/entry-12551437164.html
日本語の翻訳本がハングルにならって横書きというのも、新しいポップな感じ。
↓表紙からして違う雰囲気。ここから下は重厚路線。