南海電鉄・和歌山市駅から加太線に乗りました。
加太(かだ)線の八幡前(はちまんまえ)駅から海のほうへ歩きました。
なかなか海が現れず、人もおらず。
和歌山市のはずれ、海沿いの静かな町。
こんなところで暮らすのも良いと思う。
10分ほど歩いたところで、3、4人の高齢者が歩いていく。
そっちに公園があるようだ。
予想通り大きな公園。
なんて公園だろう?
河西公園?
プールやテニスコートなど、大規模である。
海の真ん前のはずだが海が見えない。
なぜなら工場があるから。
工場の塀が海側に延々と続いています。
2キロ歩いても海は見えない。
そうなんだ。地図では分からないが、
工場の塀で海が見えない。
広い公園が広がるのみ。
思わず、前から来た人に聞いてみた。
「この公園で海の見えるところはないですか?」
「向こう、公園の端から見えますよ・・・港ですけどね。」
向こう?遠い?
暑いし、帰る電車まであまり時間がない。
でもたぶん10分ほどだろう。
向こうに歩いてみる。
やっと塀が途切れるところまで来た。
公園の西の端だ。
ここからが海水浴場の広がるところなのだ。

二里が浜海水浴場
磯ノ浦海水浴場
これより前(西)に広がっている。
海が見たくて歩いたが。
見えないところを延々と歩いて焦ってた。
海辺の町で「海はどこですか?!」と聞く。
地元の人が見たら滑稽だろう。
今日は時間切れ。
公園で遊んでる子のママさんに道を尋ね、
シラスを大量に干している会社を横目に
二里ヶ浜駅へ向かう。
なぜこんなルートで歩いたかというと、
「八幡前」は
母の母、私の「祖母の里」と聞いていたから。
そこで電車を降りてみた。
ただ降りただけ。
せっかくなので海のほうへ歩いた。
TV面会で母と話す時のネタになればと思ったが、
母は全く興味なさそうだった。
「はよ終われ」って感じだったよ。![]()
◎以前の記事(加太駅で降りて散歩)はこちら
https://ameblo.jp/tolmengi/entry-12551442392.html
