昌磨さんの前シーズンのフリー曲は「ダンシング・オン・マイ・オウン」でした。
3月の世界選手権が中止になったので、完成形を見る機会を失ったんですが・・・
男性歌手カルム・スコットさんが歌っています。
dancing on my own の歌詞が気になって調べたんですが、男性歌手が歌っているのに、「彼女のほうがあなたを愛してる?」とか「あなたが彼女にキスしているを見た」ってなってるので、どういう状況なのか?この人が好きな人は男なの?って最初思ったんですが、さらに検索すると、カバーしたものだと分かりました。原曲は女性歌手が歌ってます。
これはまたアップテンポな曲ですね。
♪I'm in the corner watching you kiss her
昨日ご紹介したブログ様の記事では、欧米ポップソングは歌い手によってshe(her) he(him)を自分主体に変えることが多い、いやほとんど変えると書いてあったけど、これをカバーした男性歌手はそうじゃなかったんだなと思いました。 (後で注釈*)
男性歌手が you kiss herと歌ってるのを聞いて混乱したー ことを元に
日本の場合は・・・ と考え始め、
日本は男が女の心情を歌うものが多い。
私たちはそれに慣れている・・・と気づいたんです。
それが昨日の記事です。
(注釈*)そして今、書きながら検索していて新たに分かったんですが、![]()
カルム・スコットさんはゲイを公表していました。
だから、you kiss her で良かったんですね。そうか。
ならば一層、ストーリーテラー(語り部)のような、
日本の歌謡曲の「男が女心を歌う」「女が男心を歌う」のは特殊ですね。
私たちが自然にそれを受け入れていることも。
*小林旭さんの『昔の名前で出ています』を見て
「韓国人留学生があきれていた」って記事も見かけました(笑)。