「チラシ」=デマ、噂 | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

そん・そんカップルが離婚して、「チラシ」という言葉がよく目につきます。

朝鮮日報2019.06.29 「離婚原因についてのチラシ飛び交うー 罰則がゆるいから?」

一部抜粋訳
≪チラシ≫はなぜ作られるか。名誉棄損捜査の経験がある検事出身のある弁護士は
「チラシを作って流布させるのはほとんどが平凡な人々だ」
「カカオトーク等のソーシャルメディアが日常化してからは一層その傾向がある」
「悪意を持って虚偽事実を流布する場合もあるが、ほとんどは”自分は他人より知っている”と
優越感に浸るケースが多い」と話す。
摘発された後で“こんな騒ぎになるとは思わなかった”と抗弁するそうだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上引用



「証券街のチラシ」については以前、このブログでも書きました。
これは韓国語の俗語で、「デマ」を意味しますと書きました。
もともとは「証券街のチラシ」という実物がある(あった)のかもしれませんが
10年位前からは、それを由来にして「デマに近いうわさ」という意味で使われてます。

2015年にサンケイ新聞の記者が逮捕されたことへの関連記事です。
朝鮮日報のエライさんが 「証券街の情報誌」 と表現し
  (おそらくチラシという日本語を避けて情報誌に替えた思われる。韓国ではそれでも意味が分かるので)

しかし日本で訳された時は、「証券街の関係筋によれば」 と訳され、
「デマ」というニュアンスが取り払われてしまいました。
またその日本の記事が韓国に逆輸入され、「証券街の関係者によれば」と、原文とは韓国語が違ってしまい
韓国でもデマというニュアンスが取り払われて紹介されました。それを見たパククネ(元)大統領が怒ったと。



「カドラ通信」も同様



チラシという日本語が別の意味で使われてるのは何だかな~。