奄美大島 一村さん | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

50歳の時に奄美大島へ移住した田中一村さん(1908-1977年)。

 

私は去年の夏に、「佐川美術館」の企画展で偶然この画家を知ったのですが
(奄美パークにある田中一村美術館の割引券も入ってて)
その時は奄美大島を旅するとは全然思ってなかったんですが、意外と早く実現しました。

 

奄美パークのレストランで「けいはん」を食べた後、
奄美パーク敷地内にある展望台に登り(←お勧め。無料です!)
その後また広い敷地を降りてきて田中一村記念美術館に入りました。(入場料 510円)
http://amamipark.com/isson/
高床を模した立派な美術館でした。
「一村さんへの手紙」というファイルが休憩用いすに置いてあり、
来館者が一村さんにあてて書いた手紙が綴じられていました。

 

存命中は中央画壇から認められず
没後にこんなに人々から愛されるようになるとは。
残した絵が魂を映したものだからこそでしょう。

 

名瀬市のはずれに「田中一村終焉の家」が保存されています。

 

「終焉の家」は、一村さんが亡くなる直前に引っ越した家で、
今の場所は山のふもとに移設されたものだそうです。
道路に近いエリアは新しい住宅街になっていました。

 

名瀬市街地と龍郷町の間のエリアで、バス停で言うと「浦上農業試験場前」下車。
そこから歩いて15分くらいで「終焉の家」に行けると思うのですが
私はたぶん、その300メートル手前まで来て、たどりつけませんでした。ㅠㅠ
バスの時間が気になって。地図がなく迷ってしまって。(後で見たら略図は持ってたのに…)

 

時間切れでした。
あとでネットで調べて、
あの道を行けばよかったのにと残念。(今どきスマホ持ってないから~)

 

車道ぞいを歩いたほうが案内板があってわかったのかもしれない。
私はなぜか途中で、小川沿いを歩いてしまったのでした。
それで「終焉の家」にはたどりつけなかった。

 

でも、
この木は一村さんも見たんじゃないかなと思うんです。
宅地開発で周りはすっかり変わってしまってるけど
カトリック教会と
小川と
小川沿いにあるこの木は・・・ 一村さんも見てますよね。
イメージ 1

 

下のyoutube映像が参考になりました。
アップしてくださった方、本当にありがとうございます。

 

日曜美術館(たぶん1980年代に放送)
https://www.youtube.com/watch?v=UCakTCGli7I
田中一村さんを知るのにお勧め映像です。




 

≪おまけ≫
上の映像の最後に出てくる「終焉の家」の元の場所が
小川の横、ちょうど私が道に迷ってウロウロした橋のある所の角地じゃないかなと思うんですが、
それはちょっと出来過ぎた話だけど、そう思うことで嬉しい気分になれます。^^

 

≪追加≫
田中一村さんの最後の年の姿(1977年)を写真に収めた田中周一さんのHP
http://www.hitotonoya.sakura.ne.jp/sugao1.htm
晩年の写真はこの時が唯一なので貴重だと思います。


 

≪追加情報≫
名瀬から空港に向かうバスは、名瀬市内で降車できません。(名瀬市内は乗車専用だそうです)
一村さんの家の最寄停留所で降りることはできません。
私はそれを知らなかったので、一旦はあきらめましたが
運転手さんのご厚意で降ろしてもらえました。
以上のようなことを鑑みても、奄美観光はレンタカーや車でするものであって
路線バスで観光地に立ち寄るということは想定されていないようです。
 
≪2021年 追加≫
一村さん終焉の家の住所
鹿児島県奄美市名瀬有屋町38-3
私が迷ったのはカトリック教会あたり。。
あの十字路の道を山際にずっと行けばよかったんだな~。