次期大統領 候補 | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

最近、日本のマスコミなどで、韓国の時期大統領候補
 (現時点で支持率が最も高いムン・ジェイン氏)- が反日・従北だから
日韓関係が大変なことになる、という主張を見聞きしますが、それは右よりの人の考えなので
どんな人の発言、記事なのかを見極めるのが大事だと思います。

韓国に関する記事を読む時は常にそうです。
どっち寄りの人かで判断が180度変わりますから注意してください。


ムン・ジェイン氏と同じ進歩系のキム・デジュン氏が大統領だった1998~03年
同じく進歩系のノ・ムヒョン氏が大統領だった2003年~2008年、
日韓関係はそれほど酷かったでしょうか?

キム・デジュン大統領は日本の大衆文化開放を行い、両国の交流と相互理解に貢献しました。
ノ・ムヒョン大統領は何かと評価が行ったり来たりしましたが、それなりに任期を終えました。

その後の保守系の方たちが問題だったんです。
2008年~2013年 イ・ミョンク (保守)-竹島上陸、天皇発言
2013年~2016年 パク・クネ (保守)-劇的合意に続く慰安婦像のさらなる増殖!遂に来日もなし!

これらの保守系政党の大統領の時代に、日本の一般の人々の対韓感情が急激に悪化しました。
地に落ちたと言っていいくらい。
慰安婦問題の合意(2015.12)は結局、両国の間に深い溝を作ってしまいました。

なので進歩系の大統領が「もっと反日で最悪」という理屈は成り立ちません。
右寄りな方々の大々的な、「進歩政党=さらに反日、悪」キャンペーンを信じる必要はないです。