『法廷通訳人』 丁海玉さん | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

法廷通訳の仕事を長く続けてらっしゃる方(在日韓国人2世)の法廷での色んな人間模様。
15個くらいの話が入っています。
ブックオフで中古が出るのを待って買いました。(登録しておくとメールが来る)
定価1944円だけど1150円で買いました。定価はちょっと高いでしょ。


『法廷通訳人~裁判所で日本語と韓国の間を行き来する~』 2015年 丁海玉
http://www.minatonohito.jp/products/177_01.html

むかし外大生だった頃、「法廷通訳のバイト」の話を時々耳にしました。
誰かがバイトしてきた(アジア圏の言語)という話だったり、求人があるけどどう?って話でした。
私はまだ韓国語能力に自信がなかったので、とても応募する気にもなれなかったし、
法廷通訳って外大の学生ができるような簡単なものなのだろうか?と疑問に思ったりしました。
80年代だから韓国語ができる人が少なく、体系的なシステムができる前だったのかもしれません。

丁海玉さんは1960年生まれ。80年代前半にソウルに留学。
1992年から法廷通訳人名簿に登録をし、本格的に今の仕事を始められたようです。

非常に興味深く読みました。
中でも包丁=식칼 ? の話が印象的でした。
文学学校で文章を学んでいる人の模範的な文章なのかなーと、余計なことを感じたりもしましたが、
内容は面白かったです。私には絶対できない。ひたすら尊敬するばかりです。




この本のことは(福岡の韓国フリークさん)のブログで知りました。
http://blog.goo.ne.jp/yoshi1963jp/e/9efe5f3daaccdcdde4b7cd7b77b4c5e1
早くにハン検1級と韓能6級に合格されているスゴイ方です。
ブログを発見してもう何年もたつんですが、時々読んで勉強させてもらってます。
(ヲタクさん)にこの場を借りてお礼申し上げます。mーーm


読みたい方は教室で言ってください。