ブログ友だちの記事を見て私も読んでみました。
李光洙(이광수)
『イ・グァンスー韓国近代文学の祖と「親日」の烙印』2015 波田野節子 著
『イ・グァンスー韓国近代文学の祖と「親日」の烙印』2015 波田野節子 著
後半部はこの本のために新たに追加研究したものだそうです。
非常に読み応えのある内容でした。
李光洙についてほとんど何も知らなかった。
じっくりじっくり読みました。
李光洙の作品を読んだことのない人も、
李光洙について予備知識のない人も、
文学に興味のない人でも、
あの時代を生きた一人の文学者(人間)の記録として興味深く読めます。
非常に読み応えのある内容でした。
李光洙についてほとんど何も知らなかった。
じっくりじっくり読みました。
李光洙の作品を読んだことのない人も、
李光洙について予備知識のない人も、
文学に興味のない人でも、
あの時代を生きた一人の文学者(人間)の記録として興味深く読めます。
1892年~1950年という激動を生きた文学者、李光洙(イ・グァンス)
物心つく頃には既に亡国の危機にあり、
二十歳の頃についに併合され、
高校(旧制中学)と大学は日本留学、
上海で独立運動にも加わるが、
日本統治が長くなるにつれ転向したかのような言説(妥協しても実をとる?)
ソウルで解放を迎えるものの
朝鮮戦争で北に連行され…
物心つく頃には既に亡国の危機にあり、
二十歳の頃についに併合され、
高校(旧制中学)と大学は日本留学、
上海で独立運動にも加わるが、
日本統治が長くなるにつれ転向したかのような言説(妥協しても実をとる?)
ソウルで解放を迎えるものの
朝鮮戦争で北に連行され…
私も多くの一般の韓国人と同じように、이광수 の名前と代表作名は知っていましたが、
日本語で読み物としてまとめて下さって本当に、波田野先生ありがとうございます!
日本語で読み物としてまとめて下さって本当に、波田野先生ありがとうございます!
波田野先生は70年代に青山学院大学文学部(フランス文学?)を卒業され渡仏
と経歴にありますが、どういう事情で朝鮮文学に傾倒されたのかずっと謎に思って来ましたが
そんなことはどうでもよくなりました。日本で李光洙研究および韓国文学研究を続けて来られ、
このような作品を世に出されたことを心から尊敬いたします。
と経歴にありますが、どういう事情で朝鮮文学に傾倒されたのかずっと謎に思って来ましたが
そんなことはどうでもよくなりました。日本で李光洙研究および韓国文学研究を続けて来られ、
このような作品を世に出されたことを心から尊敬いたします。
川西市立中央図書館で借りましたが、これは改めて自分で買って手元に置いときます!
本の内容に関する感想はまた後日…。
本の内容に関する感想はまた後日…。