何故パーセントを「プロ」という? | 韓国語教室 とるめんい川西

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2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

私が韓国語を勉強し始めた80年代には、%を「プロ」と読む人が大半をしめていました。

なので私も「プロ」と言ってました。

例えば「30%」なら、「サムシプ プロ(삼십 프로)」と言いました。



いつのころからか「퍼센트 ポーセントゥ」が聞かれ始め、

 

2015年の今では主流になっています。

 

「プロ」は昔の言葉、あるいは年配の人が使う言葉になりました。

*記事下に注釈あり



「プロ」という単位は何だったのか?

調べてみると、オランダ語だそうです。procent

(参考)http://www.mbcplus.com/program/template/viewStyle.aspx?Idx=31026



江戸時代に西洋医学が伝えられたのはオランダからでした。(長崎出島…)

そうか。%を(プロ)と言うのは、近代に日本を経由して

 

朝鮮半島に入った言い方だったのですね。

昔は日本でも(プロ)と言ったそうです。今も医学用語として使うとか。

 

 

【*注釈* 2020年1月 追記】 

韓国のブログ様が私の記事を読んで

「今は〇〇ポーセントゥが主流」という部分に異議を唱えてらっしゃいました

ので訂正します。「主流」ではないかもしれません。

 

〇〇プロ(%)は今も普通に使いますが、

〇〇ポーセントゥ(%)のほうがオシャレな感じが私はします。

私は韓国で住んだ経験が多くないので、ネイティブの方の意見を尊重します。

 

ちなみに、その韓国ブログ様は、

韓国でなぜ〇〇プロというのか?を韓国語で検索したけどよく分からず、

もしかして日本?と思って日本語で検索して、私のこの記事がヒットしたようでした。

スクショ使って掲載されていてビックリしました!

ご意見ありがとうございました。