問題になっていた『帝国の慰安婦』(朴裕河 著=日本語版も出ています)
先月韓国の裁判所で、元慰安婦たちに訴えられた部分を「削除しない限り発禁処分」
と判決が下りました。(2015,2,17)
https://www.lawtimes.co.kr/Legal-News/Legal-News-View?serial=91240
買えなくなるとなると欲しくなるもの。
すぐに友達に頼んで購入をお願いしました。
日本の紀伊国屋書店のような存在である「教保文庫」のネット販売…
一度は「注文受諾」の返事が来たそうですが
しばらくして「販売禁止処分により出庫不可」のメールが来たそうです。(2015,2,23)
やっぱり・・・。
そして試しに街の小さな書店に行ってもらったところ、
果たして在庫があり、購入することができました!スゴイ。
現在出回っている限りの販売になるようです。
と思っていたら「削除版」が出るようですね。
当初パク・ユハさんは「削除しない」「削除して出すことはしない」と言っていたけれど
翻したようです。全体の主旨は変わらないから、ということです。(2015,3,6)
http://www.hankookilbo.com/v/a0b3711fbbb6471b80deb3083af18c00
削除部分は34カ所が指摘されていましたが「〇〇〇」のように伏字にされるとか。
それでも韓国で全面禁止されず、再出版されることは良いことだと思います。
http://news20.busan.com/controller/newsController.jsp?newsId=20150317000035
こうやって「問題作」と言いながらも一応の評価をして、「一読お勧め」としているコラムもあります。
そんな韓国語の記事をネット上で見つけるのは今回、難しいことでない。
(主流ではないとしても…)
やはり韓国社会は変わりつつあるなと思います。