私は空に帰る
夜明けとともに消える朝露と
手に手をとって
私は空に帰る
山のふもと 夕焼けと二人きり
たわむれて雲が呼んだら
私は空に帰る
美しいこの世の遠足が終わる時
空に帰り
美しかったな、と言うつもりだ
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(2016.02 3段落め推敲しました。訳むつかしいです。私なりに・・・ 原文は下記)
(2017.08 また変えました。直訳に近い・・・)
(2018.12 最後の「よ」を「な」に替えました)
(2019.7  2段落目の「世の中で」を「世の中の」に替えました)
 
 
チョン・サンビョン詩人(1930-1993)
代表詩『帰天』と同名の喫茶店が仁寺洞にあります。
10年前に一度行ったことがあります。奥様がいらっしゃいました
奥様もその後 チョン・サンビョン詩人の元へ行かれて
2010年ごろに運営上の問題でカフェがなくなると報道されましたが
今は甥にあたる方が喫茶[帰天]を続けているそうです。
まだあるんだって驚きです。
仁寺洞はこの10年で随分変わりましたが
変わらないものもあります。
難しい方の漢字「歸天 귀천」はかっこいいですね。
ソウルナビでも紹介されていました。
http://www.seoulnavi.com/food/2635/
나 하늘로 돌아가리라
새벽빛 와 닿으면 사라지는
이슬 더불어 손에 손을 잡고
나 하늘로 돌아가리라
노을 빛 함께 단 둘이서
기슭에서 놀다가 구름이 순짓하면은
난 하늘로 돌아가리라
아름다운 이 세상 소풍 끝내는 날
가서 아름다웠더라고 말하리라