「オール・イン」(将棋) | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

イ・ビョンホンのドラマではありません^^;。
天野貴元(あまの よしもと)さんという20代後半の棋士が書いた半生の物語です。

私は将棋は全くできないのですが、
最近youtubeで羽生善治さんをはじめとした将棋関係の動画を見るのに凝ってました。
(将棋の指し方自体ではなく、羽生さんが質問に答えるコーナーや、棋士たちがおやつを食べるシーンなど…^^)
将棋関係者のこの空気、雰囲気が好きなのかな?

この本の著者、天野貴元さんは幼い頃から天才少年と呼ばれ、将棋一本でやってきましたが
最終リーグで足踏みし、結局プロになれなかったそうです。
ひょんなことからこの方のブログを読むことになりました。(現在20代後半)
プロの夢が断たれてしばらくした後、突然癌を宣告されます。
http://amanoyoshimoto.blog.fc2.com/blog-entry-261.html

今年になって本を出されたとかで、
「オール・イン」という題のこの本を読んでみました。

とても読みやすい文章でした。
将棋界(子供のころからプロになる前の段階まで)のことがよくわかりました。
将棋のことを知らない人でも、面白く読める本だと思います。
人にとって普遍的なことが書いてあるからです。

たとえ癌は完治できなくても、できたら取る、できたら取るを繰り返して
長く生きてほしい。天野さんの癌が小さくなるよう祈ってます。

私も将棋ができたらいいのにな~。