先日、鮮やかな色彩の写真を3枚アップしましたが、「色彩」といえばこれですね。
邦題 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
1、色彩を持たない→ 色彩がない
2、彼の巡礼の年 → 彼が巡礼に旅立った年
2、彼の巡礼の年 → 彼が巡礼に旅立った年
1はともかく、2は日本語の「の」の多様性をそのまま直訳すると不自然なので
構造自体を変えていますね。すなわち「巡礼の年」は「巡礼に行った年」とか「巡礼に旅立った年」になります。
構造自体を変えていますね。すなわち「巡礼の年」は「巡礼に行った年」とか「巡礼に旅立った年」になります。
韓国では昔から日本文学の翻訳版が多く出版されていました。
少なくとも私が学生だった80年代には本屋に行くと「大江健三郎」や「曽野綾子」などの本を
見かけることができました。日本文化(CD販売や映画上映)解禁というのは2000年以降でしたが、
それはあくまでも大衆文化の解禁であって、文学作品の翻訳本は以前から普及していました。
そんな歴史があるので今も日本書籍の翻訳はその逆よりはるかに多く、村上春樹も人気作家で
今回の新作も海外小説ベスト10に入っているし平積み状態でした。
少なくとも私が学生だった80年代には本屋に行くと「大江健三郎」や「曽野綾子」などの本を
見かけることができました。日本文化(CD販売や映画上映)解禁というのは2000年以降でしたが、
それはあくまでも大衆文化の解禁であって、文学作品の翻訳本は以前から普及していました。
そんな歴史があるので今も日本書籍の翻訳はその逆よりはるかに多く、村上春樹も人気作家で
今回の新作も海外小説ベスト10に入っているし平積み状態でした。
私は村上春樹の作品を学生時代に読もうと努力はしてみたけれど苦手~
「風の歌を聴け」とか「羊を巡る冒険?」とか、ちょっと読んだだけでダメだった。
一応文学少女ぶっていたので、読みたい作家ではあるけれど読めない作家でした。
唯一「ノルウエイの森」だけは完読。(清純そうな彼女がこんなことを…って内容しか頭に残ってない--スミマセン若かったからね…)
「風の歌を聴け」とか「羊を巡る冒険?」とか、ちょっと読んだだけでダメだった。
一応文学少女ぶっていたので、読みたい作家ではあるけれど読めない作家でした。
唯一「ノルウエイの森」だけは完読。(清純そうな彼女がこんなことを…って内容しか頭に残ってない--スミマセン若かったからね…)
そんな苦手感のある村上春樹作品を、韓国語でなら読めるのではないか?
と思ったのです。
いま寝る前に少しずつ読んでいます。
今の所、面白く読んでいます。
ノルウエイの森のように、学生時代の話なんですね・・・。
苦い思い出がどうなるのか。「巡礼」とどう繫がるのか。
平易な文章(単語)なので、読みやすいですよ。
出てくる単語や言い回しが日本語の表現「あれだな…」と連想させることが多いです。
固有語の難解な単語が少ないので
上級レベルの方が最初に読んでみる小説としてお勧めできます。
と思ったのです。
いま寝る前に少しずつ読んでいます。
今の所、面白く読んでいます。
ノルウエイの森のように、学生時代の話なんですね・・・。
苦い思い出がどうなるのか。「巡礼」とどう繫がるのか。
平易な文章(単語)なので、読みやすいですよ。
出てくる単語や言い回しが日本語の表現「あれだな…」と連想させることが多いです。
固有語の難解な単語が少ないので
上級レベルの方が最初に読んでみる小説としてお勧めできます。
