「マイウェイ  마이웨이 」2011,12
年末に韓国にいた時に見ました。
暇だったので映画でも見ようかと、一番上に出ていた「韓国映画」で
時間もすぐだったので見ました。日本が関係しているようなので
どんな内容か、それも興味があったし。
あの「サイン事件」のオダギリ・ジョーが出ているとは、見るまで知らなかったです。
この映画だったんですね~。宣伝訪韓の際での出来事だったのね。
チャン・ドンゴンが出ているのは劇中も判断できず、あとで確認して初めて知ったくらい。
ホント偶然見た映画だったんです。
前半、佐野史郎とかも出てましたけど
見ながら「オダギリ・ジョーは何でこんな映画受けたんだろう?」
「もっと仕事を選べばいいのに」と思いました。
この映画はオダギリ・ジョーやチャン・ドンゴンが出ているからって
「イケメン目当て」で行くと大変な苦痛を強いられるので注意してください!
私は半分以上目をつぶってました。
ハッキリ言って、もしも端の席だったら、途中で出てきただろうと思います。
それくらい凄惨です。
セリフは大部分が日本語(植民地下での出来事)なので、
目をつぶっていても筋はわかりますが、耳で聞いているだけでも気分が悪くなります。
後半はまだ何とか。前半・中盤まで長い長い。上映時間自体が長かったです。(2時間25分だって!)
暴力シーンや戦闘シーンがOKな方ならいいかもしれません。
内容はつまらないです。チャン・ドンゴンがいい人すぎるし。
こんなことありうるのかな?もちろんフィクションでしょうけど。
「ノモンハン事件(1939年)」について、あらためて調べたりもしました。
ちなみに監督は「シュリ」「ブラザーフッド」「銀杏のベッド」の
カン・ジェギュ氏(1962年生まれ)です。
「シュリ」(北のスパイもの)は面白く見ましたし、日本で韓国映画が一般化した功績は大きいです。
「ブラザーフッド(太極旗を翻して)」は朝鮮戦争もの。ウォン・ビンとチャン・ドンゴンが兄弟ながら敵対する話でした。これも戦闘シーンは目をつぶってましたが、まあまあ。
「銀杏のベッド」はシュリに続く韓国映画の盛り上がりの気運の中で見ましたが、あまりよくわからなかった。
「マイウェイ」は、私には合いませんでした。
ただ戦闘シーンを大々的にやったら評価が上がるものなのでしょうか。
日本の描き方もちょっと。これでは日本での公開&ヒットは難しいでしょう…。
って思ってたら、さっそく来週から日本でも公開するんですね。
何と言っても韓国の男前の代名詞、チャン・ドンゴンとオダギリ・ジョーですもんね。
映画の内容に対する世間の反応が気になります。大丈夫かな。
星★一つは撮影にかけた莫大な資金と大変なご苦労、迫真の演技に対する敬意です。
ネイバー映画「マイウェイ」紹介サイト(韓国語)
http://movie.naver.com/movie/bi/mi/detail.nhn?code=71628